最高なこと、創造的なこと、革新的なこと、社会的なこと。全ては自分たちがやりたいこと。
最高なこと、創造的なこと、革新的なこと、社会的なこと。全ては自分たちがやりたいこと。
株式会社スーツでは、事業領域・事業ドメインを「会社経営」と定義しています。
事業ドメイン「会社経営」
当社代表者の小松の創業メッセージ
私は、上場会社の代表取締役社長として取り組んだ経営改善や様々な業界・会社での企業再生を通じて、「マネジメント」ではなく「リーダーシップ」、「やり方」ではなく「あり方」そして「モノ」・「カネ」ではなく「ヒト」・・・というように、会社経営において、本当に大事なことが何かを学ぶことができました。企業の再生とは人の再生ですし、企業の成長とは人の成長です。人を導いていく。これが会社経営です。会社経営を事業領域とし、人と向き合い、人を導く会社が、この株式会社スーツです。・・・
※ 上記段落の下線箇所は、本稿のために追記。
本稿では、当社の事業ドメイン「会社経営」の説明を通じて、当社の行動指針について記載をしたいと思います。
当社の主力事業は、企業価値評価が時価総額100億円以下となる中小企業やベンチャー企業に対する経営支援事業です。しかし、当社の志は、個々の企業の経営支援に留まるものではありません。当社の経営理念にあるように「新しい未来を創造し、社会変革に貢献していく」ために、最先端の経営ノウハウを活かして、業界全体に社会的インパクトを与えるような自社事業も展開しております。
一度きりの人生だから、自分たちが面白いことをやろう!
医者の不養生?何をやっているのか分からない!?
まず当社グループが展開している事業をご紹介します。なお、現在の当社の常勤スタッフは5名です(2020年8月時点)。
株式会社スーツでは、主力事業として経営支援事業、その他にも投資銀行事業、企業研修事業、投資事業及び公民連携事業を展開しています。中でも投資銀行事業では敵対的買収防衛、公民連携事業ではまちづくりをしています。
株式会社スーツの完全子会社である株式会社スーツ・ウェルス・マネジメントでは、金融工学を用いたエクイティ・ソリューション・サービスなどウェルス・マネジメント事業を展開しています。
外部の事業パートナーと展開している会社が3つあります。上場企業の共同ピーアール株式会社との合弁で日本初の宇宙空間広告事業を展開する株式会社スペース・バジル、「竹害」から日本の里山を守るソーシャルビジネスで竹炭インテリア事業を展開する株式会社TAKESUMI、そして、政治評論家の渡瀬裕哉氏と事業展開するパシフィック・アライアンス総研株式会社の3つです。
そして、社会活動をしている一般社団法人が2つあります。若者のキャリア教育や高校就職改革を目指す一般社団法人スクール・トゥ・ワークと、デジタルテクノロジーを通じた学術、文化、芸術又はスポーツの振興を行う一般社団法人日本デジタル芸術スポーツ文化創造機構です。特に、後者を通じては、複数の国家的イベントにかかるプロジェクトにも関与しています。
このように縷々、当社グループが展開する事業を記載させていただきましたが、何をやっている会社と説明すべきか、分からない方も多いかもしれません。
もし私が、このような複数事業を展開するクライアント企業様から相談を受けたならば、真っ先に「経営資源には限りがありますから『選択と集中』をしましょう!」と助言をすると思います。
これは「医者の不養生」と形容すべき状況なのでしょうか。
事業ドメインは「会社経営」
事業ドメインとは会社が定めた自社の競争する領域・フィールドのことです。
事業ドメインは会社の方向性を示す上で非常に重要な意味を持ち、企業は、事業ドメインの設定により、組織全体として戦う領域を設定し、経営資源をフォーカスさせ、組織活動の指針とするのです。
当社の場合は、事業ドメインを「会社経営」としています。
先ほどご紹介した当社グループが展開している事業らは、当社の持つコア・コンピタンス(企業の中核となる強みのこと)、ケイパビリティ(企業が全体として持つ組織的な能力、または、その企業が得意とする組織的な能力)、そして、ブランドが全て活かされて運営されています。
当社の持つコア・コンピタンス、ケイパビリティ、ブランドとは具体的に何でしょうか?
それは当社が抱えている人材です。当社の競争の源泉は、当社で働く「プロ経営者」たちです。
当社では、「プロ経営者」とは、会社経営に関する知識があることはもちろん、“修羅場の経験”があり、人間力に優れ、リーダーシップを発揮し、ステークホルダー全てに影響力を与え、企業価値向上を果たすことができる人物と定義をしています。
当社の行動指針
前述のとおり、本来、事業ドメインとは、組織活動の指針とし、限りある経営資源を効率的に使うために、組織全体として戦う領域を設定するわけです。
もちろん、私たちも経営のプロフェッショナルを自認しておりますので、このことをよく理解した上で、あえて、当社は事業ドメインを「会社経営」と広くすることを選択しています。
私たちは、限られた経営資源にも関わらず、この広い事業ドメイン「会社経営」で、世の中に認知される会社になろうという気概を持って、この領域で戦うことを決めたのです。
そのかわり、私たちは具体的な行動については、会社が定める行動指針を大事にしています。
<株式会社スーツ 行動指針>
1.常に最高を目指すこと
2.常に創造的であること
3.常に革新的であること
4.常に社会性を求めること
5.常に献身的であること
この行動指針に遵って、会社経営を事業領域とし、人と向き合い、人を導く会社が、この株式会社スーツなのです。
最高なこと、創造的なこと、革新的なこと、社会的なこと。全ては自分たちがやりたいこと。
前回のストーリーでご紹介したとおり、当社の行動指針の根底にある価値観は「一度きりの人生」です。
最高を目指したい、創造的なことをしたい、革新的なことをしたい、社会性のあることをしたい、それこそ損得を度外視して、どっぷりと目の前のお客様や仕事に献身的に向き合いたい・・・これらは専門性の高いプロフェッショナルとして、誰しもが目指したいことばかりだと思います。
プロフェッショナルとして面白いこと。それは最高なこと、創造的なこと、革新的なこと、社会的なことだと当社は考えています。
プロフェッショナルという生き方が最高なのは、努力の結果は、トラックレコード(過去の実績)と呼ばれるものとなり、今後も自分の人生でいつまでも輝き続けることです。
私たちはプロですから、クライアント企業様の求める結果を出すことは、当たり前のことです。
その上で、私たちは、「プロ経営者」として、クライアント企業様の想像や期待をはるかに上回る結果を出すために、自分たちがプロとして追い求めたいこと、自分たちがやりたいことをやるのです。