Oracle Cloud EPMとは?特徵・導入メリットを解説!

売上やコストの変動が激しい現在、経営企画や財務の現場では、スピード感のある意思決定が欠かせません。

正しい経営判断をするためには、正確でタイムリーなデータが必要です。

ところが、実際には、情報がバラバラに管理されていたり、レポート作成に何日もかかっていたりするケースも…。

経営判断に関わるデータ管理の課題解決には、クラウド型の経営管理ツール、Oracle Cloud EPMがおすすめです。

本記事では、Oracle Cloud EPMの特徴や導入メリットについて解説します。

経営判断のスピードと精度を高めたい人は、ぜひ参考にしてください。

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目次
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Oracle Cloud EPMとは

企業が持続的に成長するためには、精度の高い経営判断とスピーディな意思決定が欠かせなくなってきています。

だから、従来のようにExcelで管理していたり、部門ごとにバラバラの管理ツールを使用していたりするのはNG。

どうしても情報の集約や分析に時間がかかってしまい、意思決定の遅れにつながります。

Oracle Cloud EPM(Enterprise Performance Management)は、近年注目されているのツールの1つです。

経営管理に必要なあらゆる機能をクラウド上で統合し、企業全体のパフォーマンスを最適化します。

予算編成・財務予測・業績分析・レポーティングなどを一元管理できて、大変便利です。

経営企画・財務部門を中心に導入が進んでいますよ。

なぜ経営管理ツールが必要なのか

コロナ禍による業績の急変、為替の影響、原材料費の高騰など、企業を取り巻く環境は急速に変化しています。

計画通りにいかない不確実な時代だからこそ、経営層を中心に迅速で正確な判断を迫られますよ。

古い体制のままで業務を進めていると、毎月のレポート作成や予算の見直しに多くの時間と手間がかかりがち…。

経営判断のスピードを高めるためには、信頼できるデータをリアルタイムで把握できる環境が不可欠です。

以上のことから、Oracle Cloud EPMのような統合型経営管理ツールの活用が求められています。

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Oracle Cloud EPMの特徴

Oracle Cloud EPMは、多機能で柔軟性にも優れていることから、企業の経営を支える土台として注目されています。

3つの特徴を確認しておきましょう。

管理項目の幅が広い

Oracle Cloud EPMの大きな特徴の1つは、対応可能な管理項目の多さにあります。

予算編成のほか、業績予測・財務分析・税務報告・連結会計まで、経営に必要な管理業務を広くカバーしていますよ。

さらに、HRやサプライチェーンとの連携にも対応していて、部門間の情報共有と全社的な最適化が実現可能です。

AIが活用されている

AIの機械学習を活用した高度な分析機能も備えている、Oracle Cloud EPM。

たとえば、「来月の売上は?」という質問に対して、過去のデータと傾向から予測値を自動で提示してくれます。

勘や経験に頼っていた業務をデータドリブンに転換し、属人化を防ぎつつ意思決定の質を向上できるはずです。

クラウド型の経営管理ツール

クラウドベースで提供されているOracle Cloud EPMは、時間や場所を問わずリアルタイムで情報にアクセス可能

テレワークやグローバル拠点との連携もスムーズです。

システムの自動アップデートによって、どこでも常に最新の機能を利用できます。

また、クラウド型のツールなので、自社でサーバーを持たなくてよいのもポイント。

低コストで高性能な経営管理環境を実現できるのは、大きなメリットです。

Oracle Cloud EPMの機能

Oracle Cloud EPMには、経営に必要なさまざまな機能が揃っています。

それぞれ確認していきましょう。

予算管理

Oracle Cloud EPMのでは、部門ごとの予算編成から集計、シナリオ比較までを一括で管理できます。

ドラッグ&ドロップで操作できる直感的なUIが備わっているのもポイント。

スピーディかつ柔軟な予算策定が可能になりますよ。

連結決算

Oracle Cloud EPMを活用すると、グループ会社や子会社のデータを統合し、連結決算処理を自動化できます。

IFRSなどの国際基準にも対応しているので、グローバル企業でも安心して利用可能です。

税務報告

Oracle Cloud EPMは、各国の税制に対応した税務レポートを作成する機能を搭載しています。

税率変更などにも柔軟に対応できるので、煩雑な税務業務の効率化に役立ちますよ。

レポーティング

Oracle Cloud EPMなら、ダッシュボード形式のレポートを簡単に作成できますよ。

KPIの進捗や異常値も、リアルタイムで検知することが可能です。

必要なデータをすぐに確認できるので、経営判断のスピードが格段に向上します。

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Oracle Cloud EPMを導入するメリット

最後に、Oracle Cloud EPMを導入することで得られる3つの大きなメリットを紹介します。

導入を検討する上で、ぜひ参考にしてください。

経理部門の工数を削減できる

Oracle Cloud EPMを導入することで、Excelを使った集計や手動レポートから解放されます。

本来取り組むべき戦略業務に集中できるようになるのは、大きなメリットです。

リアルタイムで情報が更新される

Oracle Cloud EPMをでは、データが常にリアルタイムで更新されるので、部門横断で情報を即共有できます。

たとえば、売上が急変した場合でも、即座に影響を分析することが可能です。

スピーディーに対応策を立案する上で、大いに力を発揮しますよ。

よりよい意思決定ができる

Oracle Cloud EPMを導入する最大のメリットは、よりよい意思決定ができる環境を整えられること。

点在していた情報を統合し、全体を可視化することで、精度の高い判断が可能になります。

まとめ:Oracle Cloud EPMで未来志向の経営管理体制を構築する

Oracle Cloud EPMは、データに基づいた迅速で的確な意思決定を支える、強力な経営管理ツール。

業務の効率化はもちろんのこと、とくに以下のようなポイントに価値を感じている企業におすすめです。

  • リアルタイムな経営情報の把握
  • 属人化の排除と業務の標準化
  • グローバル対応・AIによる予測分析

変化の激しい時代に求められるスピードと柔軟性を獲得するためには、Oracle Cloud EPMの導入が非常に有効です。

経営企画・財務・IT部門が連携して、未来志向の経営管理体制を構築していきましょう。

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この記事を書いた人

小松裕介のアバター 小松裕介 代表取締役社長CEO

株式会社スーツ 代表取締役社長CEO 小松 裕介

2013年3月に、新卒で入社したソーシャル・エコロジー・プロジェクト株式会社(現社名:伊豆シャボテンリゾート株式会社、東証スタンダード上場企業)の代表取締役社長に就任。同社グループを7年ぶりの黒字化に導く。2014年12月に当社の前身となる株式会社スーツ設立と同時に代表取締役に就任。2016年4月より、総務省地域力創造アドバイザー及び内閣官房地域活性化伝道師登録。2019年6月より、国土交通省PPPサポーター。
2020年10月に大手YouTuberプロダクションの株式会社VAZの代表取締役社長に就任。月次黒字化を実現し、2022年1月に上場会社の子会社化を実現。
2022年12月に、株式会社スーツを新設分割し、当社設立と同時に代表取締役社長CEOに就任。

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