内部監査のタスク管理のひな型とは?業務効率が上がる無料ひな型テンプレート!

企業のガバナンス強化や内部統制の重要性が高まるなか、内部監査の役割がますます大きくなっています。
このような状況下で、特に注目されているのが内部監査の業務効率化です。
内部監査は、経営者の指示のもとで業務の有効性や効率性を評価し、企業価値の向上に貢献する重要な機能を担っています。
ここでは内部監査のタスク管理の無料のひな型(テンプレート)のおすすめをご紹介します!
企業の健全な経営に欠かせない内部監査のタスク。
しかし、内部監査のタスクは、担当者ごとに進め方が異なり、属人化しやすい傾向があります。
内部監査のタスクを簡単に実行するには、業務の標準化をしてタスクのひな型を活用するのがピッタリです。
しかし、コンサルタントに内部監査のタスクのひな型の作成を依頼したら、多額の経費がかかってしまいます。
そこで本記事では、無料で使える、業務の標準化ができる内部監査のタスク管理のひな型を紹介します。
内部監査のタスクとは何か、内部監査のタスク管理の課題、エクセルで内部監査のタスク管理を行う際のポイント、内部監査のタスクひな型がある「スーツアップ」、そして、内部監査のタスクひな型の紹介について説明します。
- 内部監査のタスクとは何か
- 内部監査のタスク管理のよくある課題
- エクセルで内部監査のタスク管理を作るときのポイント
- 内部監査のタスクひな型なら「スーツアップ」がおすすめ
- 内部監査のタスクひな型の紹介
内部監査のタスクとは?
内部監査は、経営者の指示のもとで社内の独立した立場から業務を評価し、組織の改善を支援する活動です。
まずは内部監査の役割を理解した上で、内部監査のタスクについて学びましょう。
なお、中小企業では、内部監査の専任部門が設置されていない場合も少なくありません。
内部監査の役割
内部監査とは、経営者の指示のもとで、社内の独立した立場から業務の有効性や効率性、内部統制の整備・運用状況を評価する活動のことです。
内部監査人は、各部門の業務プロセスやリスク管理、コンプライアンス体制を客観的に評価し、改善のための提言を行う役割を担います。
内部監査の役割は、業務の問題点を早期に発見し、リスクを未然に防ぐとともに、組織の業務改善や経営目標の達成を支援することです。
特に上場企業や上場準備企業においては、内部監査の機能は内部統制報告制度(J-SOX)への対応や、企業価値向上のための重要な仕組みとして位置づけられています。
内部監査の役割を正しく理解することが、内部監査のタスク管理を適切に行うための第一歩です。
1. 三様監査とは?
三様監査とは、監査役監査、内部監査、会計監査の3つの監査を総称したものです。
それぞれが独立した立場から企業の業務や会計を監査し、相互に連携することで、企業のガバナンスを多角的に確保します。
内部監査は経営者の指示のもとで業務の効率性や有効性を評価し、監査役監査は株主の代理として取締役の職務執行を監査し、会計監査は財務諸表の適正性を外部の立場から保証します。
三様監査の中で内部監査は経営者直属の立場から業務改善を支援する独自の機能を担っています。
2. 内部監査と監査役監査の違い
内部監査と監査役監査は、どちらも企業の業務を監査する活動ですが、その立場と目的が異なります。
内部監査は、経営者の指示のもとで社内の内部監査部門が業務の効率性や有効性を評価し、業務改善の提言を行うものです。
一方、監査役監査は、会社法に基づき株主から選任された監査役が取締役の職務執行を監査するものです。
つまり、内部監査が「経営者直属の立場からの業務改善を目的とした監査」であるのに対し、監査役監査は「取締役から独立した立場からの法的監査」であるという違いがあります。
3. 内部監査と会計監査の違い
内部監査と会計監査は、監査の対象と主体が異なります。
内部監査は、業務プロセス全般を対象とし、業務の効率性・有効性・適正性を社内の独立した部門が評価する広範な監査です。
一方、会計監査人が行う会計監査は、財務諸表が適正に作成されているかを外部の公認会計士や監査法人が確認することに特化した監査です。
内部監査が「業務全般の改善」を対象とするのに対し、会計監査は「財務報告の信頼性」を対象としている点が本質的な違いです。
一般的な内部監査の仕事
内部監査は、内部監査計画策定、内部監査の実施や監査報告書作成などの業務を推進します。
大企業になれば、内部監査部のように独立した組織が存在しますが、中小企業だと専任担当者を1名配置できればよいぐらいです。
代表的な内部監査の仕事には、以下のような業務内容があります。
- 年間の監査の方向性と具体的な実施計画を策定する内部監査計画策定業務
- 各部門の業務プロセスや内部統制の状況を確認する内部監査の実施
- 監査の結果を取りまとめ、経営者に報告するための監査報告書作成業務
1. 年間の監査の方向性と具体的な実施計画を策定する内部監査計画策定業務
内部監査の代表的な業務は、内部監査計画策定です。
内部監査計画策定とは、年度の監査の重点項目を定め、対象部門や監査スケジュール、監査手続を策定する内部監査のタスクです。
前期の監査結果や経営環境の変化、リスク評価の結果を踏まえて、リスクの高い領域を重点的に監査する計画を立てます。
計画の策定が監査の実効性を大きく左右するため、内部監査のタスク管理においても重要度の高いタスクです。
2. 各部門の業務プロセスや内部統制の状況を確認する内部監査の実施
内部監査の実施とは、各部門の業務プロセスや内部統制の整備・運用状況を確認する内部監査のタスクです。
事前ヒアリング、文書査閲、現場往査、サンプリングテスト、関係者インタビューなどを通じて、業務の有効性や問題点を確認します。
内部監査の実施により、業務上のリスクや改善点を早期に発見し、是正につなげます。
3. 監査の結果を取りまとめ、経営者に報告するための監査報告書作成業務
監査報告書作成とは、監査活動の結果を取りまとめ、経営者に提出する監査報告書を作成する内部監査のタスクです。
監査の方法と内容、発見事項、リスク評価、改善のための提言などを記載し、経営者に対して内部監査人としての見解を報告します。
監査報告書は、経営者が業務改善の意思決定を行うための重要な資料となります。
内部監査のタスク管理のよくある課題
内部監査のタスク管理は、経営者や被監査部門との連携、限られた人員での運営など多岐にわたるため、さまざまな課題が発生します。
ここでは特によくある3つの課題を紹介します。
経営者とのコミュニケーション不足
内部監査のタスク管理のよくある課題は、経営者とのコミュニケーション不足です。
内部監査は、経営者直属の立場で業務改善を支援するため、経営者との適切なコミュニケーションが不可欠です。
しかし、内部監査人と経営者の間でコミュニケーションが不足すると、経営課題やリスク認識を十分に共有できず、形式的な監査にとどまってしまう可能性があります。
たとえば、経営戦略の方向性や重視しているKPIが十分に共有されなければ、内部監査は経営に資する監査計画を立てることが難しくなります。
また、組織変更や新規事業のリスク情報が適時に共有されなければ、監査の重点領域を的確に設定することもできなくなります。
社内のコミュニケーション不足
内部監査のタスク管理のよくある課題は、社内のコミュニケーション不足です。
内部監査の業務は、被監査部門、監査役、会計監査人など多くの関係者と連携して進める必要があります。
しかし、部門間のコミュニケーションが不足すると、監査に必要な情報の共有が滞り、効率的な監査が行えなくなります。
内部監査のタスク管理のチームには、内部監査担当者だけでなく、被監査部門や監査役、会計監査人との連携が欠かせません。
一人だけで内部監査のタスク管理ができればいいというわけではありません。
内部監査の専任担当者を配置できない
内部監査のタスク管理のよくある課題は、内部監査の専任担当者を配置できないことです。
中小企業では、専任担当者を置けず、他部門の社員が他の業務と兼務しているケースが少なくありません。
専任担当者がいない環境では、タスクの見える化と標準化が特に重要です。
ひな型(テンプレート)を活用して業務を定型化することで、誰が担当しても一定の品質で内部監査の活動を実行できる体制を整えることが求められます。
エクセルで内部監査のタスク管理を作るときのポイント
エクセルを使って内部監査のタスク管理を作成する際には、いくつかのポイントに注意することで作業効率を大幅に向上させることができます。
事前に入れたい項目を整理しておく
内部監査のタスク管理を作成する前に、管理したい項目を整理しておくことが重要です。
例えば、大項目・中項目、タスク名、業務内容、責任者、担当者、期限など、必要な情報を決めておくことで、あとから追加する手間が省けます。
また、何を重視するかを明確にすることで、表の見やすさや使い勝手が向上します。
共同編集ができるようにしておく
複数のメンバーで内部監査のタスク管理を行う場合は、エクセルの「共同編集」機能を活用しましょう。
クラウドにファイルを保存することで、誰でもリアルタイムでデータを確認・編集できる環境を整えることができます。
特に複数の人が同時に作業を行うケースでは、データの整合性が保たれやすくなります。
OneDriveやGoogle Driveといったクラウドストレージを利用するのがおすすめです。
社内で言葉を統一しておく
内部監査のタスク管理を効率的に進めるためには、社内で使用する言葉や表現を統一しておくことが大切です。
大項目・中項目、タスク名や業務内容などのキーワードを統一することで、データが混乱しにくくなり、スムーズな内部監査のタスク管理が可能になります。
エクセルで内部監査のタスク管理を作るときの作り方
エクセルを使った内部監査のタスク管理の作成方法を解説します。
業務一覧表を作成して、グループ分け(グルーピング)を繰り返して、チームのメンバーが誰でも簡単に把握できるようにします。
新しいエクセルシートを開き、上部に項目名を入力します。
例えば、大項目・中項目、タスク名、業務内容、重要度、責任者、担当者、期限などです。
必要に応じて、緊急度、進捗度、始期や備考なども入力可能です。
業務一覧表に内部監査のタスクを入力します。
具体的には、日次、週次、月次、四半期、年次とありとあらゆる内部監査のタスクを入力します。
ここでは、内部監査にある、内部監査のタスクを網羅して入力することです。
ポイントは、今やっていないとしても、本来はやったほうがいいタスクについても書き出すことです。
入力した内部監査のタスクを、大項目・中項目ごとにグループ分けします。
また繰り返し行うタスクは定型タスクとします。
繰り返し行う定型タスクと、1回だけ行う非定型タスクにグループ分けしましょう。
内部監査のタスクひな型なら「スーツアップ」がおすすめ

もしエクセルで内部監査のタスク管理を1から作るのが面倒だと感じる場合、テンプレートが既に用意されているツールを使うのがおすすめです。
経営支援クラウド「スーツアップ」はそのようなツールの一つで、あらかじめ用意された内部監査のタスクの無料のテンプレートがあり、初心者でも簡単に使い始めることができます。
カスタマイズの必要が少なく、時間を節約できるのが大きな魅力です。
スーツアップのメリット
- 内部監査のタスクのひな型はもちろん、初心者でもすぐに使える無料テンプレートが多数揃っています。そのため、専門知識がなくても導入可能です。
- 各種設定があらかじめ組み込まれているため、エクセルの複雑な操作を覚える必要がありません。
- カスタマイズも可能で、自社の業務に合わせた内部監査のタスク管理を簡単に作成できます。
スーツアップはこんな人におすすめ
- エクセルでの内部監査のタスク管理を簡単に始めたい人
- 内部監査のタスク設定に自信がない人
- 初期投資を抑えつつ効率的な内部監査のタスク管理を目指したい人
内部監査のタスク管理のおすすめ無料テンプレート
スーツアップにはあらかじめ内部監査のタスク管理に便利な無料テンプレートが豊富に揃っています。
ここでは内部監査体制、内部監査計画(年次)、個別監査実施(週次)、内部監査関連業務(随時)、フォローアップ(四半期・年次)及び監査報告(月次)の内部監査のタスクのひな型を紹介します。
内部監査体制のタスクのひな型

内部監査体制のタスクのひな型は、内部監査体制の構築、内部監査規程の維持、内部監査規程の改善、監査マニュアルの整備、内部統制監査などのチェック項目があります。
あらかじめ内部監査体制の内容をリスト化しておくことで、業務の効率化を図れます。
内部監査計画(年次)のタスクのひな型

内部監査計画(年次)のタスクのひな型は、年度監査計画策定準備、年度監査計画策定、年度監査計画進捗管理などのチェック項目があります。
あらかじめ内部監査計画(年次)の内容をリスト化しておくことで、業務の効率化を実現します。
個別監査実施(週次)のタスクのひな型

個別監査実施(週次)のタスクのひな型は、会計監査、業務監査、システム監査、ISO監査、監査調書作成などのチェック項目があります。
あらかじめ個別監査実施(週次)の内容をリスト化しておくことで、業務の効率化を図れます。
内部監査関連業務(随時)のタスクのひな型

内部監査関連業務(随時)のタスクのひな型は、不正リスクへの対応、IT監査、他部門との連携、監査結果の活用促進、記録管理、業務改善提案などのチェック項目があります。
あらかじめ内部監査関連業務(随時)の内容をリスト化しておくことで、業務の効率化を実現します。
フォローアップ(四半期・年次)のタスクのひな型

フォローアップ(四半期・年次)のタスクのひな型は、是正状況の確認などのチェック項目があります。
あらかじめフォローアップ(四半期・年次)の内容をリスト化しておくことで、業務の効率化を図れます。
監査報告(月次)のタスクのひな型

監査報告(月次)のタスクのひな型は、会計監査、業務監査、システム監査、ISO監査、全般、監査報告書(速報版)作成、監査報告書(正式版)作成などのチェック項目があります。
あらかじめ監査報告(月次)の内容をリスト化しておくことで、業務の効率化を実現します。
まとめ
内部監査のタスク管理は、属人化しやすい内部監査の業務の効率化に役立ちます。
内部監査の仕事は、内部監査体制の整備から、年次の監査計画策定、個別監査の実施、関連業務、フォローアップ、月次の監査報告まで広がっているため、なかなか一人の担当者で全てをカバーすることが難しいです。
内部監査のタスクひな型を活用することで、業務の標準化ができ、より効率的な実行が可能になります。
内部監査のタスク管理を簡単に行いたい場合には、エクセル以外にも専用ツールの導入を検討しましょう。
特に「スーツアップ」などの内部監査のタスクの無料テンプレートが用意されているツールは、効率よく内部監査のタスク管理を始められる点が魅力です。
チームのタスク管理 / プロジェクト管理でこのようなお悩みはありませんか?

そうなりますよね。私も以前はそうでした。タスク管理ツールを導入しても面倒で使ってくれないし、結局意味なくなる。

じゃあどうしたらいいのか?そこで生まれたのがスーツアップです。

これ、エクセル管理みたいでしょ?そうなんです。手慣れた操作でチームのタスク管理ができるんです!

見た目がエクセルだからといって侮るなかれ。エクセルみたいに入力するだけで、こんなことも

こんなことも

こんなことまでできちゃうんです。

エクセル感覚でみんなでタスク管理。
まずは以下よりお試しいただき、どれだけ簡単か体験してみてください。