投資のタスク管理のひな型とは?業務効率が上がる無料ひな型テンプレート!

企業の成長戦略において、M&Aやスタートアップ投資などの投資活動がますます重要になっています。
このような状況下で、特に重要性を増しているのが投資業務のタスク管理です。
投資部門は、企業価値の向上を目的として、M&Aやスタートアップ投資などの投資案件を発掘・実行し、投資先の価値向上を支援する重要な部門です。
ここでは投資のタスク管理の無料のひな型(テンプレート)のおすすめをご紹介します!
企業の成長に不可欠な投資のタスク。
しかし、投資のタスクは、案件ごとに状況が異なり、属人化しやすい傾向があります。
投資のタスクを簡単に実行するには、業務の標準化をしてタスクのひな型を活用するのがピッタリです。
しかし、コンサルタントに投資のタスクのひな型の作成を依頼したら、多額の経費がかかってしまいます。
そこで本記事では、無料で使える、業務の標準化ができる投資のタスク管理のひな型を紹介します。
投資のタスク(投資業務)とは何か、投資のタスク管理の課題、エクセルで投資のタスク管理を行う際のポイント、投資のタスクひな型がある「スーツアップ」、そして、投資のタスクひな型の紹介について説明します。
- 投資のタスク(投資業務)とは何か
- 投資のタスク管理のよくある課題
- エクセルで投資のタスク管理を作るときのポイント
- 投資のタスクひな型なら「スーツアップ」がおすすめ
- 投資のタスクひな型の紹介
投資のタスク(投資業務)とは?
投資部門は、M&Aやスタートアップ投資などを通じて企業価値の向上を目指す部門であり、案件の発掘から実行、投資先の管理まで幅広い業務を担う存在です。
まずは投資業務の役割を理解した上で、投資のタスクについて学びましょう。
中小企業やスタートアップなどの小規模組織の場合、投資の専任部署がない場合も多く、経営者や他部署のメンバーが投資業務を兼務することもよくあります。
投資業務の役割
投資業務とは、企業の成長戦略に基づき、M&Aやスタートアップ投資などを通じて企業価値の向上を図る業務のことです。
投資先の選定・デューデリジェンス・契約交渉・投資実行・投資先モニタリングなど、一連のプロセスを管理し、投資リターンの最大化を目指します。
投資業務は、単なる資金の投下ではなく、投資先の事業成長を支援し、シナジーを創出する「戦略的な経営活動」です。
特に事業会社においては、自社の成長戦略と連動した投資活動が経営上の重要な機能として位置づけられています。
投資業務の役割を正しく理解することが、投資のタスク管理を適切に行うための第一歩です。
1. 投資とは?
投資とは、将来の利益やリターンを期待して、資金や経営資源を投入する行為のことです。
企業における投資には、他社の株式を取得するM&Aやスタートアップ投資のほか、設備投資や研究開発投資なども含まれます。
本記事では、主に企業が他社の株式を取得するM&Aやスタートアップ投資など、いわゆる「戦略的投資」に焦点を当てて解説します。
戦略的投資は、自社の事業領域の拡大や新規市場への参入、技術の獲得など、企業の成長戦略を実現するための重要な手段です。
2. 財務と投資の違い
財務と投資は、どちらも企業の資金に関わる業務ですが、その役割は異なります。
財務は、企業の資金調達や資金繰り、予算管理など、企業全体の財務基盤を支える業務です。
一方、投資は、調達した資金を活用して他社の株式取得やM&Aなどを実行し、企業価値の向上を図る業務です。
つまり、財務が「資金の調達・管理」に注力するのに対し、投資は「資金の戦略的な活用」に注力するという違いがあります。
3. バイアウトとマイノリティ投資の違い
バイアウトとマイノリティ投資は、投資の形態として重要な区分ですが、その性質は大きく異なります。
バイアウトとは、対象企業の株式の過半数以上を取得し、経営権を握る投資手法です。
投資先の経営に深く関与し、事業の再構築や成長戦略の実行を主導します。
一方、マイノリティ投資とは、対象企業の株式の一部(過半数未満)を取得する投資手法です。
共に投資である以上、キャピタルゲインの創出が最終的な目的ですが、バイアウトが「経営権の取得による企業変革」を行うのに対し、マイノリティ投資は「資本提携や事業シナジーの創出」を目的とすることが多い点に違いがあります。
一般的な投資の仕事
投資業務は、M&A、スタートアップ投資や案件ソーシングなどの業務を推進します。
大企業になれば、投資部や経営企画部のように独立した組織が存在しますが、中小企業やスタートアップだと担当者を配置できればよいぐらいです。
代表的な投資の仕事には、以下のような業務内容があります。
- 他社の株式取得や事業譲受を通じて企業の成長を実現するM&A業務
- 成長可能性の高い新興企業に出資し、事業シナジーやリターンを追求するスタートアップ投資業務
- 投資候補先を発掘し、投資機会を創出する案件ソーシング業務
1. 他社の株式取得や事業譲受を通じて企業の成長を実現するM&A業務
投資の代表的な業務は、M&A(Mergers and Acquisitions:合併と買収)です。
M&Aとは、他社の株式取得や事業譲受を通じて、事業規模の拡大や新規事業への参入を実現する投資のタスクです。
投資候補先の選定、デューデリジェンス(買収監査)の実施、バリュエーション(企業価値評価)、契約交渉、PMI(Post Merger Integration:経営統合)などを行い、投資の成果を最大化します。
M&Aは案件の規模や複雑さによって長期間にわたるため、投資のタスク管理においても重要度の高いタスクです。
2. 成長可能性の高い新興企業に出資し、事業シナジーやリターンを追求するスタートアップ投資業務
スタートアップ投資とは、成長可能性の高い新興企業に出資し、事業シナジーの創出や将来的なリターンを追求する投資のタスクです。
投資先のビジネスモデルの評価、市場分析、経営チームの評価、投資条件の交渉などを通じて、有望なスタートアップへの投資を実行します。
スタートアップ投資により、自社の技術力の強化やイノベーションの促進、新規市場への参入機会の獲得を図ります。
3. 投資候補先を発掘し、投資機会を創出する案件ソーシング業務
案件ソーシングとは、投資候補先を発掘し、投資機会を創出する投資のタスクです。
業界動向のリサーチ、ネットワーキング、仲介会社やアドバイザーとの連携、投資候補先へのアプローチなどを通じて、有望な投資案件を発掘します。
投資部門は投資候補先にもっとも近い存在であるため、案件ソーシングは投資活動の起点となる重要な業務です。
中小企業やスタートアップなどの小規模組織の投資業務
中小企業やスタートアップなどの小規模組織の場合は、投資に特化した専任部署がない場合も多く、経営者自らが投資業務を行ったり、他部署のスタッフが本来の業務と並行して投資業務を兼務したりしていることが多く、タスクが山積みになりがちです。
具体的には、投資のタスク以外にも、資金調達やIPO準備、IR(インベスター・リレーションズ)などを幅広く担当している場合が多いです。
- 資金調達など財務の業務が含まれる場合
- 上場準備(IPO準備)の業務が含まれる場合
- 株主対応などIR(インベスター・リレーションズ)の業務が含まれる場合
1.資金調達など財務の業務が含まれる場合
小規模組織では、投資担当者がM&Aやスタートアップ投資だけでなく、銀行借入やエクイティファイナンスなどの資金調達業務を兼務する場合があります。
投資の実行に必要な資金の調達計画の策定や、金融機関との交渉、資金繰りの管理など、財務領域の業務を担当することも珍しくありません。
2.上場準備(IPO準備)の業務が含まれる場合
小規模組織では、投資担当者が上場準備(IPO準備)の業務を兼務する場合があります。
主幹事証券会社や監査法人との折衝、内部管理体制の整備、各種申請書類の作成など、IPOに向けた準備業務は多岐にわたります。
投資業務とIPO準備の両方を担うため、業務の優先順位づけとタスク管理が一層重要になります。
3. 株主対応などIR(インベスター・リレーションズ)の業務が含まれる場合
小規模組織では、投資担当者が既存株主への対応やIR(インベスター・リレーションズ)の業務を兼務する場合があります。
株主総会の運営、決算説明資料の作成、投資家との面談対応など、株主・投資家向けのコミュニケーション業務も投資担当者が担うことがあります。
投資活動とIR活動の両方を担うことで、投資家の視点を投資判断に活かせる一方、業務量の増大に対するタスク管理がより重要になります。
投資のタスク管理のよくある課題
投資のタスク管理は、案件対応や社内調整など多岐にわたるため、様々な課題が発生します。
ここでは特によくある3つの課題を紹介します。
経営者とのコミュニケーション不足
投資のタスク管理のよくある課題は、経営者とのコミュニケーション不足です。
投資業務は、経営戦略と密接に関連しているため、経営者との緊密なコミュニケーションが不可欠です。
しかし、経営者との情報共有が不足すると、投資方針と実際の案件検討にズレが生じ、意思決定が遅れる原因になります。
たとえば、経営者が重視する投資基準や戦略的な優先順位が投資担当者に正しく伝わっていなければ、的外れな案件に時間を費やしてしまう可能性があります。
また、投資案件の進捗報告が適時に行われなければ、重要な判断のタイミングを逃すことにもつながります。
社内のコミュニケーション不足
投資のタスク管理のよくある課題は、社内のコミュニケーション不足です。
投資業務は、法務、財務、事業部門など多くの部門と連携して進める必要があります。
しかし、部門間のコミュニケーションが不足すると、デューデリジェンスの情報共有が滞り、投資判断に必要な情報が揃わなくなります。
たとえば、法務部門が確認した契約上のリスクが投資担当者に共有されなければ、重大なリスクを見落としたまま投資を実行してしまう可能性があります。
また、事業部門との連携が不足すると、投資先とのシナジー効果を十分に発揮できないことにもつながります。
投資担当者を配置できない
投資のタスク管理のよくある課題は、投資の専任担当者を配置できないことです。
中小企業やスタートアップでは、経営企画担当者や財務担当者が投資業務を兼務する場合、日常業務に追われて投資活動が後回しになりがちです。
専任担当者がいない環境では、タスクの見える化と標準化が特に重要です。
ひな型(テンプレート)を活用して業務を定型化することで、誰が担当しても一定の品質で投資活動を実行できる体制を整えることが求められます。
エクセルで投資のタスク管理を作るときのポイント
エクセルを使って投資のタスク管理を作成する際には、いくつかのポイントに注意することで作業効率を大幅に向上させることができます。
事前に入れたい項目を整理しておく
投資のタスク管理を作成する前に、管理したい項目を整理しておくことが重要です。
例えば、大項目・中項目、タスク名、業務内容、責任者、担当者、期限など、必要な情報を決めておくことで、あとから追加する手間が省けます。
また、何を重視するかを明確にすることで、表の見やすさや使い勝手が向上します。
共同編集ができるようにしておく
複数のメンバーで投資のタスク管理を行う場合は、エクセルの「共同編集」機能を活用しましょう。
クラウドにファイルを保存することで、誰でもリアルタイムでデータを確認・編集できる環境を整えることができます。
特に複数の人が同時に作業を行うケースでは、データの整合性が保たれやすくなります。
OneDriveやGoogle Driveといったクラウドストレージを利用するのがおすすめです。
社内で言葉を統一しておく
投資のタスク管理を効率的に進めるためには、社内で使用する言葉や表現を統一しておくことが大切です。
大項目・中項目、タスク名や業務内容などのキーワードを統一することで、データが混乱しにくくなり、スムーズな投資のタスク管理が可能になります。
エクセルで投資のタスク管理を作るときの作り方
エクセルを使った投資のタスク管理の作成方法を解説します。
業務一覧表を作成して、グループ分け(グルーピング)を繰り返して、チームのメンバーが誰でも簡単に把握できるようにします。
新しいエクセルシートを開き、上部に項目名を入力します。
例えば、大項目・中項目、タスク名、業務内容、重要度、責任者、担当者、期限などです。
必要に応じて、緊急度、進捗度、始期や備考なども入力可能です。
業務一覧表に投資のタスクを入力します。
具体的には、日次、週次、月次、四半期、年次とありとあらゆる投資のタスクを入力します。
ここでは、投資部門にある、投資のタスクを網羅して入力することです。
ポイントは、今やっていないとしても、本来はやったほうがいいタスクについても書き出すことです。
入力した投資のタスクを、大項目・中項目ごとにグループ分けします。
また繰り返し行うタスクは定型タスクとします。
繰り返し行う定型タスクと、1回だけ行う非定型タスクにグループ分けしましょう。
投資のタスクひな型なら「スーツアップ」がおすすめ

もしエクセルで投資のタスク管理を1から作るのが面倒だと感じる場合、テンプレートが既に用意されているツールを使うのがおすすめです。
経営支援クラウド「スーツアップ」はそのようなツールの一つで、あらかじめ用意された投資のタスクの無料のテンプレートがあり、初心者でも簡単に使い始めることができます。
カスタマイズの必要が少なく、時間を節約できるのが大きな魅力です。
スーツアップのメリット
- 投資のタスクのひな型はもちろん、初心者でもすぐに使える無料テンプレートが多数揃っています。
そのため、専門知識がなくても導入可能です。 - 各種設定があらかじめ組み込まれているため、エクセルの複雑な操作を覚える必要がありません。
- カスタマイズも可能で、自社の業務に合わせた投資のタスク管理を簡単に作成できます。
スーツアップはこんな人におすすめ
- エクセルでの投資のタスク管理を簡単に始めたい人
- 投資のタスク設定に自信がない人
- 初期投資を抑えつつ効率的な投資のタスク管理を目指したい人
投資のタスク管理のおすすめ無料テンプレート
スーツアップにはあらかじめ投資のタスク管理に便利な無料テンプレートが豊富に揃っています。
ここではM&A(買収)、M&A検討資料パッケージ、投資検討資料パッケージ、投資契約、株主間契約及び投資家対応の投資のタスクのひな型を紹介します。
M&A(買収)のタスクのひな型

M&A(買収)のタスクのひな型は、M&A仲介・FA、買収対象会社、DD、クロージングなどのチェック項目があります。
あらかじめM&A(買収)の内容をリスト化しておくことで、業務の効率化を図れます。
M&A検討資料パッケージのタスクのひな型

M&A検討資料パッケージのタスクのひな型は、経営関係、財務関係、資本関係、組織関係、取引関係、法務関係などのチェック項目があります。
あらかじめM&A検討資料パッケージの内容をリスト化しておくことで、業務の効率化を実現します。
投資検討資料パッケージのタスクのひな型

投資検討資料パッケージのタスクのひな型は、経営関係、財務関係、資本関係、組織関係、取引関係、法務関係などのチェック項目があります。
あらかじめ投資検討資料パッケージの内容をリスト化しておくことで、業務の効率化を図れます。
投資契約のタスクのひな型

投資契約のタスクのひな型は、発行事項の決定、割当方法の決定、投資者の選定、表明保証する事項の検討、投資者の株式買取請求の検討などのチェック項目があります。
あらかじめ投資契約の内容をリスト化しておくことで、業務の効率化を実現します。
株主間契約のタスクのひな型

株主間契約のタスクのひな型は、契約前の調査、契約書の作成、契約の締結などのチェック項目があります。
あらかじめ株主間契約の内容をリスト化しておくことで、業務の効率化を図れます。
投資家対応のタスクのひな型

投資家対応のタスクのひな型は、個人投資家対応、機関投資家・アナリスト対応、株主管理などのチェック項目があります。
あらかじめ投資家対応の内容をリスト化しておくことで、業務の効率化を実現します。
まとめ
投資のタスク管理は、属人化しやすい投資業務の効率化に役立ちます。
投資の仕事は、M&A(買収)から、M&A検討資料の作成、投資検討資料の作成、投資契約、株主間契約、投資家対応まで広がっているため、なかなか一人の担当者で全てをカバーすることが難しいです。
投資のタスクひな型を活用することで、業務の標準化ができ、より効率的な実行が可能になります。
投資のタスク管理を簡単に行いたい場合には、エクセル以外にも専用ツールの導入を検討しましょう。
特に「スーツアップ」などの投資のタスクの無料テンプレートが用意されているツールは、効率よく投資のタスク管理を始められる点が魅力です。
チームのタスク管理 / プロジェクト管理でこのようなお悩みはありませんか?

そうなりますよね。私も以前はそうでした。タスク管理ツールを導入しても面倒で使ってくれないし、結局意味なくなる。

じゃあどうしたらいいのか?そこで生まれたのがスーツアップです。

これ、エクセル管理みたいでしょ?そうなんです。手慣れた操作でチームのタスク管理ができるんです!

見た目がエクセルだからといって侮るなかれ。エクセルみたいに入力するだけで、こんなことも

こんなことも

こんなことまでできちゃうんです。

エクセル感覚でみんなでタスク管理。
まずは以下よりお試しいただき、どれだけ簡単か体験してみてください。