Notion(ノーション)の更新をSlack(スラック)に通知する方法【初心者でもできるステップを解説】

チームの情報共有がスムーズにいかないと、プロジェクトの遅延や認識のズレが生じがち…。

情報共有に課題があるときは、NotionやSlackなどのツールを活用すると便利です。

ただし、うまく使えないと、結果として生産性が低下してしまうこともあるかもしれません。

「Notionでタスク管理をしているけれど、メンバーの更新を見逃してしまう…」

「Slackでのやり取りが多くて、Notionを開くのがつい後回しに…」

以上のような悩みを抱えている人はいませんか?

Notionの更新をSlackに自動通知する設定を行えば、スマートに課題を解決できますよ。

チームのコミュニケーションと業務効率を、飛躍的に向上させられるはずです。

本記事では、Notionの更新をSlackに通知する具体的な設定方法を分かりやすく解説します。

設定手順からトラブルの解決策まで、実践的な情報を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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目次
チームのタスク状況が分からない。
これに多額のコストが発生していることを知っていますか?

Notion(ノーション)の機能でSlack(スラック)通知を設定する方法

NotionのデータベースとSlackを連携させる設定は、決して難しくありません。

具体的な手順を3つのステップに分けて解説します。

データベースの右上から設定を開く

まず、連携したいNotionのデータベースページを開きましょう。

ページ右上の「設定」というメニューボタンをクリックしてください。

データベースに関するさまざまな設定オプションが表示されますよ。

「Slack通知」を選択

ドロップダウンメニューが表示されたら、「オートメーション」を探しましょう。

「実行」から新規アクションを選び、「Slack通知を送信…」をクリックしてください。

必要な項目を設定する

「Slack通知を送信…」を選択すると、通知設定画面が開きます。

Slackへの通知に必要な情報を入力していきましょう。

主な設定項目は以下の通りです。

  • 通知名:どの通知か後で見て分かりやすい名前を付けましょう。
  • Slackワークスペース:連携させたいSlackのワークスペースを選びます。
  • 通知チャンネル:通知メッセージを送りたいSlackチャンネルを指定してください。
  • トリガー条件:どのような操作があった時に通知を発生させるか、条件を選びます。
トリガーの種類

「ページの追加」: 新しいタスクやページが作られたときに通知します。

「いずれかの編集済みプロパティ」: すでにあるページの内容が更新されたときに通知します。

「~ごと」:設定した頻度で繰り返し実行できます。毎日・毎週・毎月など設定が可能です。

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Notion(ノーション)とSlack(スラック)連携の活用方法

次に、NotionとSlack連携の活用方法について確認していきましょう。

タスクが作成時にSlack(スラック)通知

新しいタスクがNotionで作成されると、自動でSlackの指定チャンネルに通知を送れます。

チームメンバー全員が新しい作業項目をリアルタイムで把握できますよ。

タスクの見落としを防ぎ、迅速な対応を促すことが可能です。

設定方法
  • トリガーは「ページの追加」を選択しましょう。
  • 対象のデータベースは、タスク管理に使っているものを選びます。

コメント追加時にSlack(スラック)通知

Notionのページに誰かがコメントを追加した際も、関係者にSlack通知を送ることが可能です。

コメント追加時のSlack通知機能を活用すれば、プロジェクトに関する重要な議論やフィードバックを見逃しません。

よりコミュニケーションも活発になるはずですよ。

活用シーン
  • プロジェクトのレビュー時に、メンバーからの意見をすぐに確認可能。
  • タスクの進捗報告に対する質問や指示が、スムーズに伝わる。

データベース更新時にSlack(スラック)通知

タスクのステータスや優先度など、Notionデータベースのプロパティ変更時に、自動でSlackへ通知を送信できます。

進捗状況の変更や重要な情報の更新を、関係者にリアルタイムで共有するのに便利です。

活用シーン
  • タスクのステータスが「進行中」から「完了」に変わったとき。
  • 課題の優先度が「低」から「高」に変更されたとき。

タスクの締切日にSlack(スラック)通知

Notionのリマインダー機能を使えば、タスクの締切が近づいたことをSlackで自動リマインドできます。

うっかり忘れを防ぎ、タスクの遅延防止に非常に効果的ですよ。

メンバーのタスク遂行意識を高めることにもつながりますよ。

活用シーン
  • 締切の1日前や3日前など、複数のタイミングで通知を設定する。
  • 担当者個人のダイレクトメッセージ、またはチームチャンネルのどちらに送るかを選ぶ。

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Notion(ノーション)とSlack(スラック)連携でよくあるトラブル

NotionとSlackの連携は非常に便利ですが、時には予期せぬトラブルが発生することも…。

よくあるトラブルの原因と対処法を解説します。

通知が届かない

せっかく設定したのに、Slackに通知が届かない場合、いくつかの原因が考えられます。

慌てずに、以下の点を確認してみましょう。

権限設定の問題

原因:Slackワークスペース側で、Notionアプリに必要な権限が与えられていない
   Notionページ自体へのアクセス権限が適切でない

対処法:Slackのホームから「App」をクリックし「管理する」へ進み、Notionアプリの権限設定を確認する
    Notion側で対象のページやデータベースの共有設定を見直す
    通知を受け取るべき人がアクセスできる状態か確認する
    ※ 管理者権限を持つアカウントで連携設定をやり直すと解決することもある

連携の切断

原因:NotionとSlackを連携している認証トークンの有効期限が切れている
   何らかの理由で連携が意図せず解除されている

対処法:テスト通知などで、NotionとSlackの連携がアクティブかを定期的に確認する
    もし切断されているようであれば、Notionの設定画面からSlack連携の再認証フローを実行する

チャンネル設定ミス

原因:通知先に指定したSlackチャンネルが存在しない、または、名前が変更されている
   プライベートチャンネルの場合、Notionアプリがそのチャンネルに招待されていない

対処法:通知設定で指定したSlackチャンネル名が正しいか、実際に存在するかを確認する
    通知を送りたいチャンネルにNotionアプリがメンバーとして追加されているか確認する
    ※ プライベートチャンネルの場合は、手動でアプリを招待することが必要。

エラーが発生する

連携設定時や運用中に、エラーメッセージが表示されることも…。

よく見られるエラーとその対処法を知っておけば、落ち着いて対応できますよ。

よくある認証エラー

例:「Authentication failed」「Invalid token」など

対処法:Slackアプリやブラウザのキャッシュをクリアしてみる
    解決しない場合は、一度NotionとSlackの連携を解除し、連携設定(認証フロー)を最初からやり直す

権限設定が間違っている

通知が届かない原因や、エラーが発生する原因として、権限設定の不備が非常に多いです。

Notion側とSlack側の両方で、適切な権限が付与されているかを確認しましょう。

Notion側の権限

ページの共有設定:連携対象のNotionページを、通知を受け取るべき人やSlackアプリに対して適切に共有する

データベースのアクセス権限:データベース自体に適切なアクセス権限(閲覧権限以上)を設定する

Slack側の権限

ワークスペース管理者権限:連携設定を行うユーザーが、Slackワークスペースの管理者権限・アプリ連携に必要な権限を持っているか確認する

チャンネル参加権限:通知先チャンネルにNotionアプリが参加する権限があるか、また実際に参加しているかを確認する

アプリインストール権限:ワークスペースの設定で、アプリのインストールが制限されていないかを確認する

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Slack(スラック)と連携したタスク管理なら「スーツアップ」

非常に強力な連携が可能なNotionとSlackの通知の設定方法について詳しく見てきました。

ただし、「もっと手軽にチーム向けのタスク管理をSlackと連携させたい」というニーズもあるかもしれません。

もし、よりシンプルな操作性や、定型業務の自動化を重視するなら、スーツアップというツールも選択肢の1つ。

スーツアップは、とくに中小企業のチームにとって使いやすいように設計されたタスク管理ツールです。

エクセルを使っているような感覚で直感的に操作できるので、ITツールに不慣れな方でも安心して始められます。

スーツアップの特徴
  • エクセル感覚の操作性…普段使っている表計算ソフトのように、誰でも直感的にタスク管理可能
  • Slack連携機能…タスクの期限が近づくと、Slackのダイレクトメッセージで自動的に通知
  • 定型タスク設定…毎週・毎月行うような繰り返しの作業を一度設定すれば、登録の手間なく自動でタスク生成
  • 専門家監修のタスクひな型…さまざまな業務に合わせたタスクのテンプレートが用意

エクセル感覚で使えるので、特別な知識が必要ありません。

うっかり忘れを防げるリマインダー機能が充実しているのもポイント。

「かんたん!毎日続けられる!チームのタスク管理」というコンセプトを掲げるスーツアップの、象徴的な機能です。

料金についても、10名以下のチームなら1ユーザーあたり月額500円からと、導入しやすい価格設定になっていますよ。

Notion以外のアプローチでチームのタスク管理とSlack連携を実現したい場合は、ぜひ検討してみてください。

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【まとめ】Notion(ノーション)とSlack(スラック)の連携でチームの生産性を高めよう

Notionの更新をSlackに通知する方法や活用術、トラブル解決方法について、詳しく見てきました。

連携機能を活用すれば、チームのコミュニケーションがスムーズになるはずです。

手作業だった報告を自動化し、リアルタイム通知で情報の見逃しや認識のズレを防ぐことが期待できますよ。

また、Slackとの連携という意味では、Notionだけでなくスーツアップもおすすめですよ。

チーム全体の生産性を高め、より本質的な仕事に集中できるようになるので、ぜひ試してみてください。

きっとチームの働き方をよりよく変えていくために、新たな一歩を踏み出しましょう。

チームのタスク管理 / プロジェクト管理でこのようなお悩みはありませんか?

そうなりますよね。私も以前はそうでした。タスク管理ツールを導入しても面倒で使ってくれないし、結局意味なくなる。

じゃあどうしたらいいのか?そこで生まれたのがスーツアップです。

これ、エクセル管理みたいでしょ?そうなんです。手慣れた操作でチームのタスク管理ができるんです!

見た目がエクセルだからといって侮るなかれ。エクセルみたいに入力するだけで、こんなことも

こんなことも

こんなことまでできちゃうんです。

エクセル感覚でみんなでタスク管理。
まずは以下よりお試しいただき、どれだけ簡単か体験してみてください。

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この記事を書いた人

小松裕介のアバター 小松裕介 代表取締役社長CEO

株式会社スーツ 代表取締役社長CEO 小松 裕介

2013年3月に、新卒で入社したソーシャル・エコロジー・プロジェクト株式会社(現社名:伊豆シャボテンリゾート株式会社、東証スタンダード上場企業)の代表取締役社長に就任。同社グループを7年ぶりの黒字化に導く。2014年12月に当社の前身となる株式会社スーツ設立と同時に代表取締役に就任。2016年4月より、総務省地域力創造アドバイザー及び内閣官房地域活性化伝道師登録。2019年6月より、国土交通省PPPサポーター。
2020年10月に大手YouTuberプロダクションの株式会社VAZの代表取締役社長に就任。月次黒字化を実現し、2022年1月に上場会社の子会社化を実現。
2022年12月に、株式会社スーツを新設分割し、当社設立と同時に代表取締役社長CEOに就任。

2025年5月に、『1+1が10になる組織のつくりかた チームのタスク管理による生産性向上』を出版。

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