シード・ファイナンス実施のお知らせ
mint、グリーベンチャーズ、SMBCベンチャーキャピタル及び株式会社GOF等より、合計2億円の資金調達
チームのタスク管理ツール「スーツアップ」を開発・運営する株式会社スーツ(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:小松 裕介)は、シード・ファイナンスとして、ベンチャーキャピタルのmint(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:白川 智樹、以下「mint」)、グリーベンチャーズ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:相川 真太郎、以下「グリーベンチャーズ」)が運営するグリーベンチャーズ2号投資事業有限責任組合、SMBCベンチャーキャピタル(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:佐伯 友史、以下「SMBCベンチャーキャピタル」)が運営するSMBCベンチャーキャピタル7号投資事業有限責任組合及び投資会社の株式会社GOF(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:田中 宏明、以下「GOF」)等より、2024年6月28日に合計2億円の資金調達を完了したことをお知らせします。
目次
当社は、シード・ファイナンスとして、リード・インベスターにベンチャーキャピタルのmint、フォロー・インベスターにベンチャーキャピタルのグリーベンチャーズが運営するグリーベンチャーズ2号投資事業有限責任組合、SMBCベンチャーキャピタルが運営するSMBCベンチャーキャピタル7号投資事業有限責任組合及び投資会社の株式会GOF等を迎え、2024年6月28日に合計2億円の資金調達を完了いたしました。
なお、本資金調達に伴い、2023年4月28日に、当社がマラトンキャピタルパートナーズ株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役:小野 俊法)に対して割当てをしたJ-KISS型新株予約権は株式に転換いたしました。
今回調達した資金は、主にチームでかんたん、毎日続けられるプロジェクト・タスク管理ツールの経営支援クラウド「Suit UP」(以下「スーツアップ」)のシステム開発と営業体制の構築のために活用いたします。
スーツアップは、10名以上100名未満の中小・中堅企業やスタートアップ(以下あわせて「中小企業等」)を主なターゲットに定め、これら中小企業等に最適化されたシステムです。具体的には、スタッフのITリテラシーを問わずシステム導入がしやすいよう、エクセルやスプレッドシートなどの表計算ソフトを参考にしたインターフェースとするとともに、継続してシステム運用できるようにタスク雛型、期限通知及び定型タスクなど、チームでのタスク管理をかんたんに毎日続けられる機能を備えております。
本資金調達は、中小企業の労働生産性の改善という日本の抱える社会課題と、それに対する当社の経営戦略、経営体制やプロダクトのコンセプト等をご評価いただいたことから、投資家の皆様から合計2億円の資金調達に至ったものです。
(ご参照)スーツアップ・ブログ
全社タスク管理が日本の労働生産性を上げる! – 経営支援クラウド 「Suit UP」
代表の小松さんとは2016年からのご縁になりますが、当時より「企業経営」「企業再生」をキーワードに活動されておられました。
今回、「日本の労働生産性の改善」を目指すスーツ社の資金調達に関するお話を伺った際に、スーツ社のミッションや事業と、小松さんの掲げていたキーワードに8年に渡る一貫性を感じ、ご出資の機会をいただきました。
これから労働人口減少・労働時間減少がますます進む日本において、現場に馴染む形での生産性向上は長期的な社会テーマです。
スーツ社のプロダクトが日本中に広がり「労働生産性の改善」が実現されることを、弊社も微力ながらサポートしてまいります。
代表の小松さんのシブさに魅せられて出資をさせていただきました。
小松さんご自身が中小・中堅企業における複数のターンアラウンド経験を持つ堅実なプロ経営者であり、また行政のプロジェクトを通じて地方のビジネスの実態についても深い見識を持っています。
そんな小松さんの監修するプロダクトは中小・中堅企業にフィットする・そして実効性のあるノウハウが組み込まれた業務改善ツールであり、日本の労働人口の7割が働く中小企業マーケットを底上げする大きな意義のある取り組みです。
小松さんとスーツの皆さんが推進する日本の会社と働く人をエンパワーする挑戦にグリーベンチャーズも協力して参ります。
今回、チームのタスク管理ツールを提供するスーツ社に出資する機会を頂戴しました。
小松社長がプロ経営者として培ったこれまでのご経験、そして成功の要諦を全て注ぎ込んだプロダクトを拝見し、その完成度に驚くと共に、タスク管理を通じて個人が組織の中での役割を確りと感じられる世界観に共鳴しました。
多くの中小企業様とお取引させていただいている銀行系のVCとして、この壮大なミッションに共に挑戦する意義を感じています。SMBCグループとしてスーツ社の成長に資するよう努めて参ります。
スーツが開発を進めているスーツアップは、日本の中小企業の経営において充分に機能しているとは言い難い「タスク進捗管理」や「社内コミュニケーション」を支援するツールですが、エンジニア陣の技術に裏打ちされた使い勝手の良さは当然のこと、代表者である小松さんを中心としたメンバーの経営及び経営支援の経験を踏まえたノウハウが詰め込まれた作り込みがされています。
当社の経営支援の経験、そして当社代表者田中の経営への関与の経験に照らし、スーツアップは間違いなく中小企業経営者の業務を効率化させるものだと確信し、そのより一層の開発と普及のための一助となれば、と想いから投資実行を致しました。
本資金調達において、素晴らしい投資家の皆様を株主に迎え入れることができたことを心より嬉しく思います。
リード・インベスターのmint様をはじめ、グリーベンチャーズ様、SMBCベンチャーキャピタル様などスタートアップ業界で高いプレゼンスを誇る投資家様、また、弁護士資格を有し銀行等の社外役員を歴任し、近年では危機管理案件のプロ経営者としても活躍する田中宏明氏の投資会社である株式会社GOF様にご参画いただくことになりました。
これら素晴らしい投資家の皆様の厳しいデュー・デリジェンスを通過して、本資金調達でご投資いただいた事実は、当社の社会的信用を拡大するものです。
スーツアップの事業プランは2022年1月1日に作成されました。早いものでビジネス開発に着手してから2年半の時が経過しようとしています。私たちは、中小企業の労働生産性の改善を、かんたん、毎日続けられるチームのタスク管理ツール「スーツアップ」で実現したく考えています。
今回調達した資金で、より多くのお客様にスーツアップをご利用いただけるよう、システム開発と営業体制の構築を進めてまいります。
これからも中小企業と日本経済のために、労働生産性の改善というテーマに向けて、より一層の経営努力をしてまいります。株式会社スーツ並びにチームのタスク管理ツール「スーツアップ」にご期待ください。
<代表者略歴>
2013年3月に、新卒で入社したソーシャル・エコロジー・プロジェクト株式会社(現社名:伊豆シャボテンリゾート株式会社、東証スタンダード上場企業)の代表取締役社長に就任。同社グループを7年ぶりの黒字化に導く。2014年12月に当社の前身となる株式会社スーツ設立と同時に代表取締役に就任。2016年4月より、総務省地域力創造アドバイザー及び内閣官房地域活性化伝道師登録。2019年6月より、国土交通省PPPサポーター。2020年10月に大手YouTuberプロダクションの株式会社VAZの代表取締役社長に就任。月次黒字化を実現し、2022年1月に上場会社の子会社化を実現。2022年12月に、株式会社スーツを新設分割し、当社設立と同時に代表取締役社長CEOに就任。
スーツアップは、チームでかんたん、毎日続けられるプロジェクト・タスク管理ツールです。表計算ソフトのような操作で、チームの業務を「見える化」して、タスクの抜け漏れや期限遅れを防ぎます。チームのタスク管理を実現することで、業務の効率化やオペレーションの改善が進み、大幅なコスト削減を実現します。
スーツアップでは、2023年9月からα版、2024年4月からβ版の提供をしています。β版では、タスク・組織・コミュニケーション及び分析の基本機能に加えて、表計算ソフトにはないタスク雛型、期限通知及び定型タスクなど、チームでのタスク管理をかんたんに毎日続けられる機能が搭載されました。
プランと料金は、スタンダード・プランは、会社/組織に所属するユーザー1人あたり月額1,080円(税別)です。ユーザー数が10名以下の会社/組織については、事業規模を考慮して費用負担をより軽減し、1人あたり月額500円(税別)となるスタータープランもご用意しています。なお、β版スタートキャンペーンとして、2024年12月31日までは期間限定で初期費用は無料です。
※ 「経営支援クラウド」「Suit UP」及び「全社タスク管理」は、当社の登録商標です。