タスク管理で変えるチームマネジメント|空回りを解消する6つの方法

チームマネジメントがうまくいかない原因は、メンバーの能力ややる気より前に、「誰が・何を・いつまでにやっているか」が見えていないことにあることがほとんどです。

裏を返せば、チームマネジメントはタスク管理を土台にすると一気に回り始めます

この記事では、タスクの見える化から役割の整理、報連相の仕組み化、進捗の管理、そして「任せる」までを、現場でそのまま試せる6つの方法として順に解説します。

ツールがなくてもできる考え方を中心にしつつ、チームで毎日続ける段階でどこに限界が来るのか、その乗り越え方まで、タスク管理ツールを実際に開発・運営する立場から整理しました。

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目次

チームマネジメントとタスク管理はなぜ結びつくのか

チームマネジメントとタスク管理が結びつくことを示すイメージ

チームマネジメントの目的は「チームで成果を出し続けること」。
その土台が、タスクという具体的な仕事の流れを見える状態にすることです。

チームマネジメントとは、メンバーをまとめ、チームとして成果を出し続けるための働きかけの総称です。

目標設定・役割分担・コミュニケーション・育成など範囲は広いのですが、その多くは結局「日々のタスクがどう流れているか」に現れます。

たとえば「進捗が遅れている」「特定の人に仕事が偏る」「認識がずれる」といった問題は、抽象的なマネジメント論ではなく、タスクの割り当てと見え方を整えるだけで大きく改善します。

だからこそ、チームマネジメントとタスク管理は切り離せません。

マネジメントは「気合い」ではなく「仕組み」で回す

うまく回っているチームは、リーダーが優秀だからではなく、タスクが見える仕組みがあるから回っています。

チームマネジメントを個人の頑張りや声かけだけで支えようとすると、リーダーが忙しくなった瞬間に破綻します。

タスクの見える化という仕組みがあれば、リーダーが逐一確認しなくても、状況が自然に共有されます。

チームマネジメントそのものの意味や役割を整理したい場合は『チームマネジメントとは何かの基本』も参考になります。

本記事は、その考え方を『タスク管理の基本と進め方』に落とし込んで「実際にどう回すか」に絞って解説します。

6つの方法の全体像と進め方

6つは独立した施策ではなく、上から順に積み上げる土台と応用の関係です。
まず見える化、最後に任せる、という流れで進めます。

この記事で扱う6つの方法を、先に一覧で示します。

効果が出る順番があるので、迷ったら上から着手してください。

→ 表は横にスクロールできます

#方法役割主に効くお悩み
1タスクを見える化する土台抜け漏れ・二重作業・偏り
2役割と責任を決める組織の仕組み押し付け合い・すき間の仕事
3報連相を仕組みにするコミュニケーション発覚が手遅れ・進捗が不明
4個人ToDoを共有タスクへ個人→チーム属人化・引き継ぎ混乱
5進捗と期限を仕組みで追う日々の運用期限遅れ・催促のストレス
6任せて主体性を引き出す人・育成干渉しすぎ・自分が動かないと回らない

まず着手すべき:抜け漏れ・偏りが起きているなら方法1(見える化)から。

属人化に悩むなら:方法4(個人ToDoリストを共有へ)が効きます。

自分が回さないと止まるなら:方法6(任せる)まで視野に入れましょう。

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チームマネジメントが空回りする4つの原因

チームマネジメントが空回りしている状態を表すイメージ

原因の多くは性格や能力ではなく、仕組みの不在にあります。
まず自分のチームがどれに当てはまるかを確認しましょう。

頑張っているのにチームが噛み合わない——その背景には、たいてい共通した4つの構造的な原因があります。

株式会社スーツ 代表取締役社長CEO 小松裕介氏は、著書『1+1が10になる組織のつくりかた』(実業之日本社、2025年)は、多くの日本企業では組織が「まわっている」のではなく「まわってしまっている」、つまり過去のやり方を引き継ぐだけで本来のマネジメントがされていない、と指摘しています。

① 属人化・ブラックボックス化している

担当者本人にしか状況が分からない状態。
休みや退職のたびに業務が止まり、チームとして機能しません。

仕事の進め方や進捗が個人の頭の中にしかないと、その人が不在になった瞬間にチームは動けなくなります。

これは能力の問題ではなく、情報が個人に閉じている構造の問題です。

役割や情報を共有する組織の土台がないほど、この傾向は強まります。

組織としての土台づくりの考え方は『組織マネジメントの進め方』でも整理しています。

② タスクの抜け漏れ・期限遅れが常態化している

「言ったつもり」「やってると思っていた」が積み重なる状態。
担当と期限が曖昧なタスクは、必ずどこかで落ちます。

口頭やチャットで流れていくタスクは、担当と期限が明確でないほど抜けやすくなります。

抜け漏れが起きるたびに信頼が削れ、リーダーは確認とリカバリーに追われます。

担当者と期限が空欄のタスクをなくすだけでも、この問題は大きく減ります。

③ 進捗が見えず、問題の発覚が手遅れになる

問題が表面化したときには、もう手を打てないタイミング。
進捗が見えないチームは、後手の対応を繰り返します。

進捗が本人に聞かないと分からない状態では、遅れの兆候に早く気づけません。

報連相を個人の気配りに頼るほど、報告は後回しになります。

進捗が聞かなくても見える状態になっていることが、早い対応の前提です。

報連相そのものの考え方は『報連相の意味と基本』も参考にしてください。

④ マネージャーがプレイヤー化し、管理が不在になる

自分の作業で手一杯になり、マネジメントの時間が取れない状態。
プレイングマネージャーの限界が、チームの停滞を生みます。

小松氏は、多くの管理職が実は「マネジメント(経営管理)をしていない」と指摘します。

プレイヤーとして優秀な人ほど自分で抱え込み、チームを機能させる働きかけの時間が消えてしまいがちです。

ここを仕組みで肩代わりできれば、マネジメントに時間を戻せます。

この背景には、日本全体の労働生産性の低さもあります。

公益財団法人 日本生産性本部『労働生産性の国際比較』によれば日本の労働生産性は主要先進国の中でも低い水準にあり、中小企業庁『中小企業白書』が示すように、その課題は日本企業の大多数を占める中小企業でとりわけ大きいとされています。

加えて総務省統計局『人口推計』国立社会保障・人口問題研究所『日本の将来推計人口』が示す働き手の減少もあり、一人ひとりの生産性を高めるチーム運営の重要性は増しています。

タスク管理でチームをマネジメントする6つの方法

タスク管理でチームをマネジメントする6つの方法の全体像

ここからが本題です。
見える化 → 役割 → 報連相 → 個人から共有へ → 進捗 → 任せるの順に、現場でそのまま試せる形で解説します。

それぞれに「手順」「コツ」「向いているチーム」を付けています。

すべてを一度にやる必要はありません。

自分のチームの課題に近いものから着手してください。

チームのタスクを見える化する(土台・最優先)

「誰が・何を・いつまでに」を一覧にして、全員が同じ最新情報を見られる状態を作る。
ここがチームマネジメントの出発点です。

チームのタスクを見える化するのイメージ図

チームマネジメントの多くの問題は、能力やモチベーション以前に「誰が何を抱えているかが見えていない」ことから生まれます。

まずやるべきは、頭の中やチャットに散らばったタスクを一枚に集約し、担当・期限・状態を可視化することです。

見える化ができると、負荷の偏りや遅れそうな仕事が事前に分かり、指示や声かけが「勘」ではなく「事実」に基づくものに変わります。

  1. チームの仕事を棚卸しし、案件ではなく「実行するタスク」の粒度まで分解する
  2. 各タスクに担当者を1人決め、開始日・期限・状態(未着手/進行中/完了)を付ける
  3. 全員が同じ場所(共有表・ボード・ツール)でその一覧を見られるようにする
  4. 毎朝または毎週、その一覧を見ながら状況を確認する時間を短く固定する

コツ:最初から完璧な粒度を目指さない。
まず「担当と期限が空欄のタスクをゼロにする」だけでも、抜け漏れは大きく減ります。

向いているのは:チームで抜け漏れ・二重作業・「言った言わない」が起きているなら、他の施策より先にここから着手するのが近道です。

役割と責任の範囲を決める(仕組み・組織づくり)

誰が何にどこまで責任を持つのかを明文化する。
役割が曖昧なままでは、タスクは宙に浮き、誰も拾わなくなります。

役割と責任の範囲を決めるのイメージ図

見える化したタスクを実際に回すには、「この仕事は誰の担当領域なのか」という土台が要ります。

小松裕介氏は著書で、組織の構築として組織図・業務分掌規程・職務権限規程の整備を挙げています。

中小のチームで規程まで作るのが重くても、最低限「担当領域の線引き」と「どこまで自分の判断で決めてよいか」を言葉にしておくだけで、タスクの押し付け合いや停滞は大きく減ります。

  1. チームの主な業務を書き出し、それぞれの主担当(オーナー)を1人決める
  2. 「相談すれば進めてよいこと」「上長の承認が要ること」の線を明文化する
  3. 担当が決まらない“すき間の仕事”を洗い出し、暫定でよいので割り当てる
  4. 四半期など節目で役割を見直し、負荷の偏りや空白を埋め直す

コツ:役割は一度決めて終わりにしない。
人の入れ替わりや業務変化に合わせて更新しないと、すぐに実態とずれます。

向いているのは:「それ私の仕事でしたっけ?」が増えている、特定の人に仕事が集中している、というサインが出ているチーム向けです。

報連相を仕組みにする(コミュニケーション設計)

報告・連絡・相談を個人の気配りに頼らず、定例会議と報告フォーマットで「起きる仕組み」に変えます。

報連相を仕組みにするのイメージ図

「報連相をしろ」と言うだけでは、忙しさや遠慮でどうしても後手に回ります。

小松氏は、コミュニケーションの整備として定例会議・コミュニケーションツール・報告フォーマットの3点を挙げています。

頻度と型を先に決めておけば、報連相は個人の性格ではなく仕組みとして回り始めます

タスク管理と組み合わせると、会議はタスク一覧を見ながら「遅れているものだけ」を短く確認する場になり、無駄な報告会が減ります。

  1. 週次など頻度を固定した短い定例を置き、アジェンダをタスク一覧に固定する
  2. 報告の型(何を・いつまでに・状態・つまずき)をフォーマット化して毎回同じ形にする
  3. 緊急度に応じて使うチャネル(チャット/会議/口頭)をあらかじめ決めておく
  4. 「相談は早いほど歓迎」という基準を明示し、遅い相談を責めない空気を作る

コツ:定例は「長く丁寧に」より「短く定期的に」。
15分でも毎週続くほうが、月1の長い会議より状況把握に効きます。

向いているのは:問題の発覚がいつも手遅れ、進捗が本人に聞かないと分からない、というチームで効果が大きい方法です。

個人のToDoリストをチームの共有タスクに引き上げる(個人→チームへの移行)

各自の手帳やメモに閉じたToDoリストを、チームで共有できる形に移す。
これがチームマネジメントの核心です。

個人のToDoをチームの共有タスクに引き上げるのイメージ図

多くの現場では、タスク管理が「個人の効率化」で止まっています。

しかし個人のToDoリストは本人にしか見えず、休みや退職でブラックボックス化します。

小松氏が本の主題に据えるのは、まさにこの「個人のタスク管理からチームのタスク管理へ」という移行です。

個人のToDoをチームの共有タスクに引き上げると、進捗が一望でき、助け合いや引き継ぎが自然に起きるようになります。

  1. 各メンバーが抱えている個人ToDoを、まずは棚卸しして書き出してもらう
  2. そのうちチームに関わるものを共有タスク一覧へ移し、担当・期限を付ける
  3. 個人メモとチーム一覧の二重管理を避け、共有側を“正”と決める
  4. 共有した情報で個人を評価・詰問しない運用を約束し、心理的な抵抗を下げる

コツ:「監視のため」ではなく「助け合いと引き継ぎのため」と目的を先に共有すると、共有への抵抗が和らぎます。

向いているのは:担当者が休むと業務が止まる、引き継ぎのたびに混乱する、といった属人化の悩みがあるチームに向きます。

進捗と期限を仕組みで追う(日々の運用)

進捗確認を「詰める」のではなく、状態とリマインドの仕組みで自動的に見える化します。

進捗と期限を仕組みで追うのイメージ図

進捗管理は、マネージャーが一人ひとりに聞いて回ると時間も消耗も大きく、聞かれる側も身構えます。

タスクに状態(未着手・進行中・完了・遅延)を持たせ、期限が近づいたら自動で通知が出る形にしておけば、確認は「一覧を見るだけ」で済みます

人が催促するのではなく仕組みが気づかせるので、関係を悪くせずに抜け漏れと期限遅れを防げます。

  1. タスクに状態と期限を必ず持たせ、更新のルール(完了したら即クローズ等)を決める
  2. 期限前のリマインドを自動化し、人の記憶に依存しない仕組みにする
  3. 遅延タスクだけを抽出して見る習慣を作り、全件を毎回見ない
  4. 遅れは責める材料ではなく、支援や再配分のトリガーとして扱う

コツ:進捗の色分けは3色まで(順調・注意・遅延)。
増やしすぎると、かえってどこを見ればよいか分からなくなります。

向いているのは:期限管理が個人任せで抜けが多い、進捗の催促が人間関係のストレスになっている、というチーム向けです。

任せて主体性を引き出す(人・育成)

細かく口を出すのではなく、任せる範囲を決めて結果で見る。
タスク管理は“監視”ではなく“任せる土台”です。

任せて主体性を引き出すのイメージ図

見える化が進むと、逆に一挙手一投足まで管理したくなる誘惑が生まれます。

しかし過度な干渉(マイクロマネジメント)は、メンバーの主体性とスピードを奪います

小松氏は、リーダーシップを役職権限とは別物とし、あらゆる立場で発揮すべきスキルだと述べています。

タスクと期限・状態が見えているなら、途中を細かく詰めなくても結果で管理できます

任せる範囲を決め、つまずいたときにだけ支援する形が理想です。

  1. タスクの「ゴール(何を・いつまでに)」だけを合意し、やり方は本人に委ねる
  2. 定例や1on1で、進め方ではなく“困りごと”を聞く場を短く持つ
  3. 遅延や停滞のサインが出たときだけ、具体的な支援に入る
  4. できたことを言語化して返し、次に任せる範囲を少しずつ広げる

コツ:「報告がないと不安」なら、報告を増やさせるより、状態が自動で見える仕組みに寄せるほうがお互い楽になります。

向いているのは:自分が動かないと回らない“プレイングマネージャーの限界”を感じている人に、特に効く考え方です。

個人のタスク管理からチームのタスク管理へ

個人のタスク管理からチームのタスク管理へ移行する概念図

6つの方法の根っこにある考え方が、「個人のタスク管理」から「チームのタスク管理」への移行です。
ここがチームマネジメントの分かれ目になります。

タスク管理というと、多くの人は「自分の仕事を効率よくさばくこと」を思い浮かべます。

しかしチームマネジメントで効くのは、その一段上——チーム全体のタスクを一望できる状態です。

「見える化」が改善のはじまり

見えないものは改善できません。
まずチームのタスクを見える状態にすることが、あらゆる改善の起点になります。

小松氏は、生産性向上の土台として「チームのタスク管理」を挙げ、その第一歩を「見える化」だと述べています。

タスクの見える化が、改善のはじまりである。

小松裕介『1+1が10になる組織のつくりかた ── チームのタスク管理による生産性向上』実業之日本社、2025年、ISBN 978-4-408-65143-9

負荷の偏り、遅れ、二重作業といった問題は、見える化して初めて「事実」として扱えるようになります。

感覚で議論していたものが数と状態で見えると、打ち手が具体的になります。

タスクの見える化のやり方』の観点も合わせて確認してみてください。

個人のToDoリストの限界と、切り替えの目安

個人のToDoリストは本人にしか見えず、チームでは機能しません。
関係者が増えたら、共有の形へ切り替える目安があります。

個人のToDoリストは、自分一人を管理する分には優秀です。

ただしチームで回す段階になると、本人にしか見えない・引き継げない・助け合えない、という壁にぶつかります。

次のサインが出たら、共有の仕組みへ切り替える目安です。

チームのタスク管理へ切り替える目安
  • 関係者が5名以上になり、誰が何を持っているか把握しきれない
  • 担当者が休むと業務が止まる・進捗が分からなくなる
  • 複数の案件やプロジェクトが並行している
  • 「あれどうなった?」を聞いて回るのが日課になっている

複数人でタスクを共有する具体的なやり方は『複数人でのタスク管理のコツ』でも解説しています。

チームのタスク管理が「文化」を変える

見える化が定着すると、助け合いや改善が自然に起きるようになります。
仕組みが、チームの空気を変えていきます。

チームのタスクが見えると、手が空いた人が遅れているタスクを拾う、つまずきを早く共有する、といった行動が自然に生まれます。

見える化はチームの文化そのものを少しずつ変えていく——これがチームマネジメントの本当の狙いです。

チームマネジメントを続ける運用のコツとNG

チームマネジメントを無理なく続けるための運用イメージ

仕組みは、作るより「続ける」ほうが難しいものです。
定着のコツと、やりがちなNGを押さえておきましょう。

どんなに良い仕組みも、更新が止まれば無いのと同じになります。

ここでは、チームマネジメントを続けるための運用のコツと、逆効果になりやすいNGを整理します。

続けるコツは「小さく・凡事徹底」

最初から完璧を目指さないこと。
小さく始めて毎日続けるほうが、立派な仕組みを作って放置するより効きます。

定着のコツは、ルールを増やすことではなく減らすことです。

「毎朝5分、一覧を見て状態を更新する」くらいの小さな習慣に絞り、まずそれだけを全員で続けます。

小松氏も、システム運用の要諦を「凡事徹底」と表現しています。

地味な更新を続けられるかどうかが、成否を分けます

NG:マイクロマネジメントで主体性を奪う

見える化が進むと、つい細かく口を出したくなります。
しかし過干渉は、メンバーの主体性とスピードを奪う逆効果になります。

タスクが見えるようになると、一挙手一投足まで確認したくなる誘惑が生まれます。

しかし過度な干渉は、任された感覚と当事者意識を失わせます

タスクと期限・状態が見えているなら、途中を細かく詰めなくても結果で管理できます。

過干渉と適切な距離感の違いは『マイクロマネジメントの弊害と距離感の取り方』でも掘り下げています。

リーダーシップは役職ではなく、全員が発揮するもの

リーダーシップは管理職だけのものではありません。
見える化されたチームでは、誰もが自分のタスクにリーダーシップを発揮できます。

小松氏は、リーダーシップを役職権限(パワー)とは別物とし、あらゆる立場で発揮すべきスキルだと述べています。

チームのタスクが見えていれば、メンバー一人ひとりが「自分の担当をどう前に進めるか」を主体的に考えられます。

見える化は、チーム全員のリーダーシップを引き出す土台にもなります。

『チームのパフォーマンスを最大化する考え方』の視点も参考になります。

ここまでの6つの方法は、共有の表やホワイトボードからでも始められます。

ただ、チーム全員で・毎日・崩さず続ける段階になると、更新のもれや通知の抜けが必ず出てきます。

そこが辛くなってきたら、続けられる仕組みに寄せるのが近道です。

チームのタスク管理を“続く形”にするなら『スーツアップ』

私たちが開発・運営するスーツアップは、表計算ソフトのような操作で、チームの「タスクの見える化」をして、タスクの抜け漏れや期限遅れを防ぐツールです。「「誰が・どのようなタスクを・いつまでに」の3つに絞って、みんながいつでも見られるチームのタスク管理」に振り切っているので、はじめてのチームでも毎日続けやすいのが特徴です。

・表計算ソフトのような操作で、チーム全員が同じ最新を見られる
・自動の期限通知で抜け漏れ・期限遅れを防ぐ
・組織図や定例会議の設定、AIによるタスク作成でマネジメントを仕組みに

※無料トライアルあり(最新の料金・機能は公式サイトでご確認ください)

よくある質問(FAQ)

チームマネジメントとタスク管理について、現場でよく出る質問をまとめました。

チームマネジメントは何から始めればいいですか?

まずチームのタスクを見える化することから始めるのが近道です。「誰が・何を・いつまでに」を一覧にして、担当と期限が空欄のタスクをなくすだけでも、抜け漏れや偏りは大きく減ります。役割の整理や報連相の仕組み化は、その土台の上に積み上げていきます。

タスク管理とチームマネジメントはどう関係していますか?

チームマネジメントの多くの問題(進捗の遅れ・負荷の偏り・認識のずれ)は、日々のタスクの割り当てと見え方に現れます。タスクを見える状態に整えることが、チームを機能させる具体的な土台になります。抽象的なマネジメント論より、まずタスクの流れを整えるほうが効果が出やすいのです。

メンバーがタスクの共有を嫌がります。どうすればいいですか?

「監視のため」ではなく「助け合いと引き継ぎのため」だと目的を先に共有すると、抵抗が和らぎます。共有した情報で個人を詰問しない運用を約束することも大切です。まずはリーダー自身が自分のタスクを率先して共有すると、心理的なハードルが下がります。

進捗確認が「詰めている」ように感じられて気まずいです。

人が一人ひとりに聞いて回るのではなく、タスクに状態と期限を持たせ、遅延を自動で見える化する仕組みに寄せると、確認が「一覧を見るだけ」になります。人ではなく仕組みが気づかせる形にすると、関係を悪くせずに抜け漏れを防げます。

エクセルやスプレッドシートでもチームのタスク管理はできますか?

少人数・短期であれば十分に可能です。ただし関係者が5名以上・複数案件が並行・毎日更新が発生する段階になると、同時編集の競合や通知の不在で運用が辛くなります。そのタイミングで、チームのタスク管理に特化したツールへの切り替えを検討するとよいでしょう。

プレイングマネージャーで、マネジメントの時間が取れません。

進捗確認やリマインドを仕組みに肩代わりさせるのが有効です。状態と期限が自動で見える形にすれば、確認に費やす時間を大きく減らせます。空いた時間を、任せる範囲を決めることや、つまずいた人への支援に回すと、チームが自走しやすくなります。

まとめ:見える化から始める

チームマネジメントは、特別な才能ではなくタスク管理という仕組みで大きく変わります

最後にチェックリストで振り返りましょう。

チームマネジメント実践チェックリスト
  • チームのタスクを「誰が・何を・いつまでに」で見える化している
  • 担当者と期限が空欄のタスクがない
  • 役割と責任の範囲、判断してよい範囲が明文化されている
  • 報連相が定例会議と報告フォーマットで仕組みになっている
  • 個人のToDoではなく、チームの共有タスクを“正”にしている
  • 進捗と期限が、人の催促ではなく仕組みで見える化されている
  • 細かく干渉せず、任せる範囲を決めて結果で見ている

まず取り組むべきは、チームのタスクを見える化することです。

そこさえ整えば、役割・報連相・進捗・育成は自然とつながっていきます。

プロジェクト単位での進め方は『プロジェクト管理とチームマネジメントの重ね方』も参考に、無理なく続けられるチームマネジメントを目指しましょう。

参考文献・出典

チームのタスク管理 / プロジェクト管理でこのようなお悩みはありませんか?

そうなりますよね。私も以前はそうでした。タスク管理ツールを導入しても面倒で使ってくれないし、結局意味なくなる。

じゃあどうしたらいいのか?そこで生まれたのがスーツアップです。

これ、エクセル管理みたいでしょ?そうなんです。手慣れた操作でチームのタスク管理ができるんです!

見た目がエクセルだからといって侮るなかれ。エクセルみたいに入力するだけで、こんなことも

こんなことも

こんなことまでできちゃうんです。

エクセル感覚でみんなでタスク管理。
まずは以下よりお試しいただき、どれだけ簡単か体験してみてください。

 

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この記事を書いた人

小松裕介のアバター 小松裕介 代表取締役社長CEO

株式会社スーツ 代表取締役社長CEO 小松 裕介

2013年3月に、新卒で入社したソーシャル・エコロジー・プロジェクト株式会社(現社名:伊豆シャボテンリゾート株式会社、東証スタンダード上場企業)の代表取締役社長に就任。同社グループを7年ぶりの黒字化に導く。2014年12月に当社の前身となる株式会社スーツ設立と同時に代表取締役に就任。2016年4月より、総務省地域力創造アドバイザー及び内閣官房地域活性化伝道師登録。2019年6月より、国土交通省PPPサポーター。
2020年10月に大手YouTuberプロダクションの株式会社VAZの代表取締役社長に就任。月次黒字化を実現し、2022年1月に上場会社の子会社化を実現。
2022年12月に、株式会社スーツを新設分割し、当社設立と同時に代表取締役社長CEOに就任。

2025年5月に、『1+1が10になる組織のつくりかた チームのタスク管理による生産性向上』を出版。

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