中小企業におすすめのタスク管理ツール5選!選ぶときのポイントや導入のメリットを詳しく解説

中小企業が日々効率的かつ継続的に業務を進めるには、タスク管理が欠かせません。

適切なタスク管理ツールを活用すると、スケジュールやタスクなどを管理する上で非常に役立ちます。

具体的には、業務過多やプロジェクトの増加によるタスクの優先順位ミスやタスク漏れなどを防げますよ。

経理部門の工数が減少し、素早い経営判断につながるのも利点です。

ただし、多くのタスク管理ツールの中で、どれを導入すべきか迷うこともあるかもしれません。

本記事では、中小企業におすすめのタスク管理ツール5選を紹介します。

選ぶときのポイントや導入のメリットについても解説するので、検討する際の参考になるはずです。

自社に合ったタスク管理ツールを選び、適切に経営を管理しながら、業務を効率よくシステム化しましょう。

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目次
チームのタスク状況が分からない。
これに多額のコストが発生していることを知っていますか?

中小企業におすすめのタスク管理ツール比較表

以下は、中小企業におすすめのタスク管理ツールの比較表です。

導入前の比較検討に役立ててください。

サービス名月額料金導入主な機能連携ツール特長
Trello基本料金:無料
スタンダード:5ドル/1人
プレミアム:10ドル/1人
エンタープライズ:17.5ドル/1人
クラウド型タスクをカード化機能
タイムライン機能
カレンダー機能
位置情報を設置できるマップビュー機能
Slack
GitHub
Salesforceなど
無料でも使える機能が多い
Asanaパーソナル:無料
スターター:1,200円/1人
アドバンスド:2,700円/1人
クラウド型プロジェクトマネジメント機能
プロジェクトビュー機能
タスク管理機能
カスタムフィールド機能
Slack
Dropbox
Instagantt
Google ドライブなど
無料プランの充実度が高い
Wrike基本料金:0ドル
チーム:10ドル/月
ビジネス:24.80ドル/月
エンタープライズとピナクル:要問い合せ
クラウド型サブタスクの登録
時間管理
リソース管理
コスト管理
承認機能
Salesforce
Microsoft Teams
Dropbox
Google ドライブなど
短期から長期まで幅広いタイプのプロジェクトに対応
Jootoスタンダード:417円/月(年間契約)
500円/月(月額契約)
ビジネスプラ:980円/月(年間契約)
1,300円/月(月額契約)
タスクDXプラン:要問い合せ
クラウド型プロジェクト横断管理
通知機能
コミュニケーション管理
データ共有機能
外部連携機能
ガントチャート機能
Chatwork
Slack
Googleカレンダーなど
日本企業に最適化された機能を搭載
Backlogスタータープラン:2,970円/月
スタンダードプラン:17,600円/月
プレミアムプラン:29,700円/月
プラチナプラン:82,500円/月
クラウド/オンプレミスカンバンボード
ガントチャート
コミュニケーション機能
ドキュメント機能
モバイルアプリ
Slack
Google Workspace
Jenkinsなど
初心者でも使いやすいシンプルなデザイン

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タスク管理ツールとは

個人や組織でプロジェクトを円滑に進めていくにあたっては、日々の業務をどう管理するかが非常に重要です。

一般的なタスク管理では、リスト形式でタスクを表示し、タスクの優先順位・期限・進捗状況など設定・管理します。

チームメンバーの役割を明確にし、タスクの進捗や漏れがないかなどが一目でわかるようすることが目的です。

タスク管理ツールには、タスクの割り当てや共有・コラボレーションのための機能もあり、業務の効率化を図れます。

上手く使えば、限られたチームメンバーのリソースを最大限に活用して、時間を有効に使えるようになりますよ。

ぜひタスク管理ツールを活用して、個人やチームの生産性を向上させ、プロジェクトを円滑に進めていきましょう。

個人向けとチーム向けの違い

タスク管理ツールには、個人向けとチーム向けがあり、機能が異なります。

個人向けのタスク管理ツールは、機能が非常にシンプルで操作しやすいことが多いです。

動作が軽く、簡単に素早く操作できるような設計になっている傾向があります。

1人での利用を想定して作られているため、チームで協働するための高度な機能は、一般的に備わっていません。

一方、チーム向けのタスク管理ツールは、複数のメンバーとの協働を想定し、高度な機能が多く備わっています。

たとえば、権限管理や通知・コメント機能など、チームでの協働に特化した機能がありますよ。

個人向けとチーム向けのどちらを選ぶかは、利用シーンや目的によって決めるようにしましょう。

中小企業におすすめのタスク管理ツール5選!

では、中小企業におすすめのタスク管理ツール5選について、それぞれ紹介します。

ツールごとに特徴や向いている組織などが異なるので、自社の状況に合いそうかどうかを想定しつつ確認してください。

中小企業におすすめのタスク管理ツール5選!

Trello

Trelloは、無料でも使える海外発のタスク管理ツールです。

無料プランの有無あり
料金体系基本料金:無料
エンタープライズ:ユーザー数による(17.5ドル/1人)
特徴タスクをカードのように扱う操作性の良さ

無料でも実用的な機能が使えるため、手軽に始められますよ。

ボード・リスト・メンバーは、無制限で追加可能です。

Asana

Asanaは、ユーザーの評価サイトで圧倒的な支持を得るタスク管理ツールです。

無料プランの有無あり
料金体系パーソナル:無料
スターター:1,200円/1人
アドバンスド:2,700円/1人
特徴全世界で7万社以上の導入実績あり

無料プランの充実度の高さから、全世界で導入されています。

ITツールが苦手な人でも、簡単に直感的に操作可能です。

Wrike

Wrikeは、多様な機能が備わったアメリカ発のタスク管理ツールです。

無料プランの有無あり
料金体系基本料金:0ドル
チーム:10ドル/月
ビジネス:24.80ドル/月
エンタープライズとピナクル:要問い合せ
特徴カスタマイズ性も高く、さまざまな業務をカバーできるポテンシャルを持つ

無料プランが用意され、ヘルプサイトも充実しています。

外部ツールとの連携が簡単なことと、スマホでの操作も可能なことが特徴ですよ。

Jooto

Jootoは、株式会社PR TIMESが提供するカンバン方式のタスク管理ツールです。

無料プランの有無あり
料金体系スタンダード:417円/月(年間契約)
       500円/月(月額契約)
ビジネスプラ:980円/月(年間契約)
       1,300円/月(月額契約)
タスクDXプラン:要問い合せ
特徴カンバン方式で直感的に使える

日本企業が開発したタスク管理ツールであり、カンバン方式で、ITツールが苦手な人でも簡単に操作できます。

1か月間のトライアル期間があるので、興味がある場合は、使用感を確かめてみましょう。

Backlog

Backlogは、ガントチャートに特化したタスク管理ツールです。

無料プランの有無あり
料金体系スタータープラン:2,970円/月
スタンダードプラン:17,600円/月
プレミアムプラン:29,700円/月
プラチナプラン:82,500円/月
特徴ガントチャートで視覚的に現状把握できる

開発業務と連携した本格的なプロジェクト管理機能が搭載されていながら、初心者でも使いやすいです。

「ガントチャートを作ればエクセルの10倍速い」 というキャッチコピーを掲げるほどの操作性の高さが強みですよ。

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中小企業がタスク管理ツールを導入するメリット

次に、中小企業がタスク管理ツールを導入するメリットについて、具体的に確認していきましょう。

タスクの進捗状況を可視化できる

タスク管理ツールの細大のメリットは、タスクの進捗状況を可視化できることです。

プロジェクト全体のスケジュールやチームメンバーの進行度などをリアルタイムで確認できます。

タスクがどれくらい完了しているかや、誰の負担が大きいかなどを、チームメンバー同士で共有可能ですよ。

マンパワーが不足しがちな中小企業でも、効率化を図りつつ、お互いにフォローしながら業務を進められます。

複数のチームが関与するプロジェクトやリモートワークなど、情報共有や進捗状況の確認が難しいときにも有効です。

また、アラート機能があり、タスク漏れを防げるように注意喚起してくれるツールもあります。

タスクの進捗状況を可視化して、プロジェクト全体の進行を把握し、課題に対して迅速に対応しましょう。

リソースを効率的に活用できる

リソースを効率的に活用できるのも、タスク管理ツールを導入する大きなメリットの1つ。

タスク管理ツールを活用すると、リソースに余裕がある部分とない部分をリアルタイムで把握できます。

リソース不足で遅れそうなタスクをすぐに発見し、余裕のあるところから迅速にリソースを回せるようになりますよ。

中小企業で経営を継続していくには、少ないリソースをどう運用するかが死活問題…。

チームメンバーの時間やスキルを最大限に発揮しなければ、効率的にプロジェクトを進めていくことはできません。

メンバー同士が何をすべきか明確にし、無駄な時間や労力を削減するには、タスク管理ツールの活用がおすすめです。

業務の優先順位が明確になる

タスク管理ツールを使えば、こなすべきタスクや業務を一元管理して把握できるようになります。

たとえば、締切間近のタスクやプロジェクト成功に必要なタスクを優先的に表示させることも可能です。

組織の規模が小さいほど、各メンバーがさまざまな仕事を掛け持って同時並行で進めなければならない傾向があります。

業務の優先順位が明確になるという意味でも、タスク管理ツールの導入が非常に有効ですよ。

しかも、組織の実態や状況に合わせてカスタマイズできるのもポイント。

タスクの優先度や進捗状況に応じて色を変えるなど、視覚的にも分かりやすくする機能が便利です。

優先順位を把握しやすく、無駄な時間を減らして効率的にプロジェクトを進められるメリットがありますよ。

チーム内のコミュニケーションが活性化する

チーム内のコミュニケーションが活性化することも、タスク管理ツール導入のメリットの1つです。

チームメンバー同士の進捗状況を確認して、お互いにフォローできます。

コメント機能を利用すると、よりコミュニケーションが活発になるのもポイント。

結果的にメンバーそれぞれのパフォーマンスを引き上げられるのは、中小企業ほど恩恵が大きいです。

チーム内で自分のタスクだけでなくメンバー間のタスクも管理するのは、大変なだけではありません。

課題がどこにあるのか把握して一緒に対策を考える中でも、自然とコミュニケーションが活性化しますよ。

中小企業がタスク管理ツールを選ぶときのポイント

中小企業がタスク管理ツールを選ぶときのポイントは、以下の4つです。

導入する際にミスマッチを起こさないように、ポイントをしっかり押さえましょう。

操作性が良いか

タスク管理ツールを選ぶときのポイントの1つは、操作性が良いかどうかです。

いくら便利で高度なツールがたくさん装備されていても、使い勝手が悪かったら意味がありません。

また、複数のメンバーで一緒に使う場合、ITツールを使うことが苦手な人もいることを想定しましょう。

操作マニュアルの作成が必要になることもあり、かえって業務負担が増えてしまうことも…。

無料期間やお試し期間がある場合は、実際にチームメンバーに使ってもらい、あらかじめ使用感を確認できます。

IT初心者でも直感的に操作できるか、操作画面の見やすさや使いやすさをチェックしてみてください。

チーム/個人での利用に適しているか

チームや個人での利用に適しているかも、ツール選びのポイントの1つです。

タスク管理ツールはチーム向けのものと個人向けのものがあります。

企業で導入する場合、複数人と共有する可能性が高いので、チーム向けのタスク管理ツールがおすすめです。

チームで使用するのに個人向けのツールを導入してしまうと、チーム向けの機能が備わっていないこともあります。

ツールによって機能が異なるので、自社や組織にとって適したものを選んで、上手く活用しましょう。

外部のツールと連携できるか

外部のツールと連携できるかも、タスク管理ツールを選ぶ上で重要なポイント。

すでに社内で活用しているほかのシステムとタスク管理ツールとが連携できれば、作業効率をより高められます。

エクセルやGoogle Workspace・Slack・Teamsなどと連携できるタスク管理ツールがおすすめですよ。

ほかのツールと連携できないと、使用するツールの種類が増えて、逆に業務効率が悪くなってしまう可能性もあります。

導入を考えているタスク管理ツールが、どのようなシステムと連携できるのかチェックしてください。

安く利用できるか

安く利用できるかどうかも、もちろん大切なポイントです。

タスク管理ツールは、無料で使えるものから年間数百万円かかるものがあります。

また、基本料金が安くても、サポートやアップデートにコストがかかることがありますよ。

ユーザー数やプランによって料金が異なりますが、安ければ安いほどいいわけではありません。

ツールを選ぶ際には、自社にとって最大のコストパフォーマンスを発揮できるかどうかが最重要です。

必要な機能や性能を備えているかどうかと価格のバランスを見極めて、総合的に判断しましょう。

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【まとめ】中小企業におすすめのタスク管理ツール

以上、中小企業におすすめのタスク管理ツール5選や選び方のポイントについて解説しました。

タスク管理ツールを導入すると、タスクの可視化と業務の効率化を図れます。

チーム内のコミュニケーションも活発化するので、課題に対しても迅速に対応可能です。

いざタスク管理ツールを選ぶ際には、ツールによって特長や機能などが異なることに注意してください。

中小企業では多くの予算を割くことは難しいため、よりお得で自社に合っているものを導入する必要がありますよ。

導入のポイントをしっかり押さえて、最適なタスク管理ツールを導入してくださいね。

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チームのタスク管理/プロジェクト管理のよくある悩み
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この記事を書いた人

小松裕介のアバター 小松裕介 代表取締役社長CEO

株式会社スーツ 代表取締役社長CEO 小松 裕介

2013年3月に、新卒で入社したソーシャル・エコロジー・プロジェクト株式会社(現社名:伊豆シャボテンリゾート株式会社、東証スタンダード上場企業)の代表取締役社長に就任。同社グループを7年ぶりの黒字化に導く。2014年12月に当社の前身となる株式会社スーツ設立と同時に代表取締役に就任。2016年4月より、総務省地域力創造アドバイザー及び内閣官房地域活性化伝道師登録。2019年6月より、国土交通省PPPサポーター。
2020年10月に大手YouTuberプロダクションの株式会社VAZの代表取締役社長に就任。月次黒字化を実現し、2022年1月に上場会社の子会社化を実現。
2022年12月に、株式会社スーツを新設分割し、当社設立と同時に代表取締役社長CEOに就任。

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