Microsoft Office(Microsoft 365)でプロジェクト管理はできる?機能・料金・評判を徹底レビュー【2026年】

「Microsoft 365だけでプロジェクト管理はできるのか」——結論から言うと、小〜中規模で依存関係が複雑でないプロジェクトなら、追加費用なしで十分に管理できます

PlannerやTo Do、Listsといったツールが標準で含まれ、Teamsやメールと同じ環境でタスクを回せるからです。

一方で、ガントチャートや依存関係、スプリントといった本格的な工程管理が必要になると、Planner Premium や Microsoft Project の別ライセンス(追加コスト)が必要になります。

この記事では、Microsoft 365でプロジェクト管理に使える機能・料金・メリット・デメリット・評判を中立に整理し、最後に「役割の似たツールが多くて迷う」「多機能すぎて定着しない」と感じたチーム向けの乗り換え先まで紹介します。

プロジェクト管理そのものの基礎から押さえたい場合は、あわせて『プロジェクト管理とは?基礎から解説』のページも参考にしてください。

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目次

Microsoft Office(Microsoft 365)でプロジェクト管理はできる?結論と全体像

Office365の複数ツールが1つのハブにつながりプロジェクト管理に使えることを表すイメージ図

Microsoft 365でのプロジェクト管理は、「基本ツールで軽く回す」か「別ライセンスで本格管理する」かの2段構えになります。
まずは自社のプロジェクトがどちらに当てはまるかを見極めるのが出発点です。

結論:小〜中規模なら標準機能で十分、本格ガント管理はProjectが必要

Microsoft 365には、チームのタスク管理に使えるMicrosoft Planner、個人向けのMicrosoft To Do、簡易データベースのMicrosoft Listsなどが標準で含まれています。

これらは Microsoft 365 の一般的な法人プランに付属するため、担当・期限・進捗を見える化するだけなら追加費用はかかりません。

ただし、ガントチャート・タスク間の依存関係・スプリント管理は基本のPlannerでは使えません

これらは Planner Premium(旧 Project for the web)や Microsoft Project の機能で、Planner Plan 1 以上の別ライセンスが必要です。

各ツールの使い分けはMicrosoftも整理しており、Microsoft サポート:Project・Planner・To Do・Teamsの使い分けで公式の考え方を確認できます。

判断の目安:関係者が少なく依存関係が単純なら標準ツールで十分。工程の前後関係を厳密に引きたい、専任PMが緻密なスケジュールを組む——なら Planner Premium/Project を検討します。

Microsoft Office(Microsoft 365)でプロジェクト管理に使える7つのツール一覧

役割が重なって見えますが、「個人/チーム/本格PM」で棲み分けると迷いにくくなります。

Office365のPlanner・To Do・Lists・Project・Teamsが1つのエコシステムでつながる概念図

Microsoft 365でプロジェクト・タスク管理に使える主なツールは次の7つです。

どれか1つに決める必要はなく、用途に応じて組み合わせるのが基本になります。

→ 表は横にスクロールできます

ツール主な役割利用に必要なもの主なビュー
Microsoft Planner(基本)軽量なチームのタスク・プロジェクト管理M365法人プランに標準グリッド/ボード(かんばん)/スケジュール/グラフ
Microsoft Planner(Premium)本格的なプロジェクト管理(旧 Project for the web を統合)別途 Planner Plan 1/Plan 3/Plan 5 が必要ガント(タイムライン)/依存関係/スプリント/目標/People
Microsoft Project デスクトップ詳細なスケジュール・リソース計画買い切り、または Plan 3/Plan 5ガント/リソース平準化/ベースライン
Microsoft To Do個人のタスク管理M365法人プランに標準My Day/リスト/今後の予定
Teams の Tasks アプリTo Do と Planner のタスクを Teams 内で一元管理M365法人プランに標準My tasks/共有プラン(Planner)
Microsoft Lists構造化リスト(簡易データベース)M365法人プランに標準リスト/グリッド/カレンダー
エクセル/SharePoint/Outlook/OneNote汎用アプリをタスク・進捗管理に流用M365法人プランに標準表・カレンダー・ドキュメント

Microsoft Office(Microsoft 365)でのプロジェクト管理が向くチーム・向かないチーム

結論、既にMicrosoft 365を使い倒しているチームには好相性。
専任PM前提の緻密な工程管理には物足りなさが出ます。

✅ Microsoft 365でのプロジェクト管理が向いているチーム
  • すでに Microsoft 365 を契約していて、追加コストをかけずに始めたい
  • Teams・Outlook・SharePoint を日常的に使っており、同じ環境でタスクを扱いたい
  • 依存関係が複雑でない、小〜中規模のプロジェクトが中心
  • 情シスが管理するアカウント・権限を1か所にまとめたい
⚠️ 向いていない・注意が必要なチーム
  • ガント・依存関係・リソース平準化まで含む本格的な工程管理が必須
  • Microsoft 365 を導入していない、または社外パートナーとの共有が多い
  • 役割の似たツールが多いと混乱する・とにかくシンプルに始めたい
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Microsoft Office(Microsoft 365)でプロジェクト管理に使える主要ツールと使い方

Office365の各ツールを並べて用途ごとに使い分けるイメージ図

ここでは、プロジェクト管理の中心になるPlanner・Project・To Do・Lists・Teams連携の役割と使い方を「何が標準で使えて、何が別ライセンスか」を明確にしながら整理します。

Microsoft Planner:チームのタスク管理の中心(新しいPlanner)

Plannerは、かんばん・グリッド・スケジュール・グラフの各ビューでチームのタスクを見える化する中心ツールです。

Microsoft Plannerのかんばんボードとタスクカードを表す概念図

新しい Microsoft Planner は、To Doのシンプルさ・Plannerの共同作業・旧Project for the webの機能・Copilotを1つに統合したツールです。

Teamsアプリとしても、Web(planner.cloud.microsoft)としても使えます。

なお、旧 Project for the web と Teams の Project・Roadmap アプリは2025年8月に廃止され、現在は Planner にリダイレクトされます(統合の経緯はMicrosoftの案内参照)。

基本のPlannerでできるのは、プラン(=プロジェクト)を作り、バケットにタスクを分けて担当・期限・進捗を管理することです。

かんばん(ボード)/グリッド/スケジュール/グラフのビューを切り替えて、抜け漏れや遅れを可視化できます。

  1. Teamsのチームに「Planner(Tasks)」を追加、またはWebのPlannerで新しいプランを作る
  2. 「営業」「制作」などのバケットを作り、タスクを登録して担当者と期限を設定する
  3. ボード/グリッド/スケジュールのビューを切り替えて進捗を確認する
  4. 「グラフ」ビューで、未着手・進行中・完了の割合や担当ごとの負荷を把握する

かんばんは「今どのタスクが誰の手元で止まっているか」が一目でわかるため、朝会や進捗確認の共有画面としても機能します。

グラフビューを使えば、特定のメンバーにタスクが偏っていないかも把握できます。

注意:ガント(タイムライン)や依存関係は基本のPlannerにはありません
これらが必要な場合は後述のPremium(Plan 1以上)が要ります(BasicとPremiumの違いは公式比較)。

Microsoft Project/Planner Premium:本格的な工程管理

ガント・依存関係・スプリント・目標など、本格的なプロジェクト管理を担うのがPremium/Projectです。

ガントチャートの工程バーと依存関係の矢印を表す概念図

Planner に Premium ライセンス(Planner Plan 1 以上)を付けると、ガント(タイムライン)・タスク間の依存関係・スプリント(アジャイル)・目標(Goals)・People(ワークロード)などが使えるようになります。

依存関係やクリティカルパスを引いて、遅れが全体に及ぼす影響を管理したいプロジェクトに向きます。

さらに緻密なスケジュールやリソース平準化・ベースラインが必要なら、Project デスクトップ(Standard/Professional)という選択肢もあります。

Planner Premium の機能一覧はPlannerのFAQ(公式)で確認できます。

Microsoft 365でガント表を作る具体的な手順は『Microsoft 365でガントチャートを作成する方法』のページでも解説しています。

目安として、依存関係やクリティカルパスを引きたいならPremium、複数プロジェクトのポートフォリオやリソースを横断管理したいならPlan 3以上やデスクトップ版、というように必要な深さでプランを選びます。

Premium機能はすべて追加ライセンスが前提です。
「Microsoft 365を契約していればガントも使える」と誤解しやすいので、料金は次章で確認しておきましょう。

Microsoft To Do:個人のタスク管理

To Doは、自分に割り当てられたタスクや「今日やること」を個人視点で絞り込むためのツールです。

Microsoft To DoのチェックリストとMy Dayを表す概念図

Microsoft To Do は個人向けのタスク管理アプリで、「My Day」で今日集中するタスクだけを取り出せるのが特徴です。

PlannerやOutlookで自分に割り当てられたタスクもTo Doに集約されるため、「チーム全体はPlanner、自分の作業はTo Do」という使い分けが自然にできます。

  • 重要なタスクにスターを付けて優先度を管理する
  • Outlookでフラグを付けたメールをタスクとして扱う
  • 定期的に繰り返すタスクをリマインダー付きで登録する

「チーム全体はPlanner、自分の作業はTo Do」という役割分担をチームの共通ルールにしておくと、「どこに何を書くか」で迷わなくなり、更新が続きやすくなります。

使いこなしのコツは『Microsoft To Doでタスク管理をするコツ』のページにまとめています。

Microsoft Lists:案件・進捗を「表」で管理

Listsは、案件・問い合わせ・進捗などを列(ステータス・担当・期限)で管理する簡易データベースです。

Microsoft Listsの構造化リストとステータス列を表す概念図

Microsoft Lists は、エクセルのような表形式でありながら、ステータスや担当を「選択肢」や「担当者」型の列として持てるのが強みです。

カレンダービューやフィルターも使え、エクセルでの案件管理を一歩進めたい場合の受け皿になります。

進捗のステータス管理やSharePointと組み合わせた情報共有に向いており、具体的な始め方は『Microsoft Listsでタスク管理を始める方法SharePointでタスク管理をする方法』のページが参考になります。

Teams・Outlook連携:チャットと同じ場所でタスクを扱う

Teamsの「Tasks」アプリを使うと、To DoとPlannerのタスクをチャットと同じ画面で一元管理できます。

Teamsのチャットにタスクボードのタブが埋め込まれた概念図

Teams の Tasks by Planner and To Do アプリを使うと、個人のTo Doとチームの共有プラン(Planner)を1画面でまとめて扱えるようになります。

チャンネルにタブとしてプランを追加すれば、会話の流れの中でタスクを割り当て・確認できます(Teams Tasksアプリの使い方)。

Outlookのフラグやカレンダーと組み合わせれば、メール起点のタスクも取りこぼしにくくなります。

Teams中心でプロジェクトを回す方法は『Teamsでプロジェクト管理をする方法』、Outlook起点なら『Outlookでプロジェクト管理をする方法』のページが詳しいです。

Microsoft Office(Microsoft 365)のプロジェクト管理の料金プラン

料金プランと追加コストを比較検討するイメージ図

料金は「Microsoft 365 の基本プラン」+「必要ならProject/Planner Premiumの追加ライセンス」という二層構造です。
ここでは2026年8月時点の公式料金(税抜)を整理します。

Microsoft 365 Business プランの料金(基本ツールを含む)

Planner(基本)・To Do・Lists・Teamsは、下記のMicrosoft 365法人プランに標準で含まれます。

まず土台となる Microsoft 365 Business プランの料金です。

Business Basic 以上であれば基本のPlanner・To Do・Listsが使えるため、追加費用なしでチームのタスク管理を始められます。

→ 表は横にスクロールできます

プラン年間契約(月額/人)月々契約(月額/人)プロジェクト管理に関係する主な内容
Microsoft 365 Business Basic¥1,049¥1,259Planner(基本)・To Do・Lists・Teams・SharePoint(Officeはブラウザ版)
Microsoft 365 Business Standard¥2,098¥2,518上記+Officeデスクトップアプリ(エクセル等)
Microsoft 365 Business Premium¥3,298¥3,958上記+高度なセキュリティ・デバイス管理

料金は税抜・最大300ユーザーが目安です。
表示は契約時期や地域、Copilot同梱の有無で変わるため、Business StandardBasicPremiumの各公式ページで最新を確認してください。

Planner Premium/Microsoft Project の追加ライセンス料金

ガント・依存関係など本格機能には、下記いずれかの追加ライセンスが必要です。

基本のPlannerを超える機能(ガント・依存関係・スプリント等)を使うには、Planner Plan 1/Plan 3/Plan 5 のいずれかを、基本プランに追加します。

→ 表は横にスクロールできます

プラン料金(税抜/月)含む機能・対象
Microsoft Planner(基本)追加費用なし(M365に含む)かんばん・グリッド・スケジュール・グラフ。ガント/依存は不可
Planner Plan 1(旧 Project Plan 1)¥1,499Planner Premium(ガント・依存関係・スプリント・目標)をWebで利用
Planner and Project Plan 3(旧 Project Plan 3)¥4,497Plan 1の全機能+Project Onlineデスクトップクライアント(1ライセンスで最大5台)
Planner and Project Plan 5公式要確認Plan 3の全機能+ポートフォリオ管理・要求管理など(提供状況は公式で確認)

買い切りで使いたい場合は、デスクトップ版の Project も選べます。

→ 表は横にスクロールできます

製品価格(税抜)対象
Project Standard 2024¥120,780(買い切り)1台向けの基本的なスケジュール作成
Project Professional 2024¥201,490(買い切り)リソース管理・チーム連携を含む上位版

料金はいずれも2026年8月時点。
Plannerのプランと料金Plan 3デスクトップ版の公式ページで最新をご確認ください。
なお Plan 5 は日本円の正式価格や提供状況が変わる可能性があるため公式で要確認です。

見落としやすい「追加コスト」の考え方

基本プランの月額だけで判断すると、本格機能を足したときにコストが跳ねる点に注意します。

基本サブスクリプションの上に追加ライセンスのコストが積み上がる概念図

たとえば10人のチームでガント管理をしたい場合、Business Standard(月2,098円)+Planner Plan 1(月1,499円)を全員に付けると、1人あたり月3,597円・10人で月35,970円になります(税抜・年間契約の月額換算)。

「Microsoft 365に含まれているから無料」ではなく、本格機能は人数×追加ライセンス分が上乗せされる点を押さえておきましょう。

コスト設計のコツ:全員に本格機能を配るのではなく、工程を引くPMだけにPlan 1以上を付け、メンバーは基本のPlannerで参加する——という配り方でコストを抑えられます。

Microsoft Office(Microsoft 365)でプロジェクト管理するメリット・デメリット

Office365でプロジェクト管理するメリットとデメリットを天秤で比較するイメージ図

結論、既存のMicrosoft 365資産を活かせるのが最大の利点。
一方で「ツールの多さ」と「本格機能の追加コスト」が弱点です。

メリット:既存環境を活かし追加費用なしで始められる

最大の魅力は、契約済みのライセンス内で、統合された環境のままタスク管理を始められることです。

✅ Microsoft 365でプロジェクト管理するメリット
  • すでに契約している Microsoft 365 のライセンス内で、追加費用なしに基本のタスク管理(Planner・To Do・Lists)を始められる
  • Teams・Outlook・SharePoint と統合され、チャットやメール、ファイルと同じ場所でタスクを扱える
  • かんばん・グリッド・スケジュール・グラフなど複数のビューでタスクを見える化できる
  • Word・エクセル・Teamsなど普段使うアプリと同一ID・同一管理画面で完結し、情シスの管理負荷が小さい
  • 本格的な工程管理が必要になったら Planner Premium や Project へ段階的に拡張できる

とくにTeams・Outlook・SharePointと同じ場所でタスクを扱える点は、「別ツールを開かない」「情報が分散しない」という日常の運用でじわじわ効いてきます。

生産性向上には、組織の構築とコミュニケーション、そしてチームのタスク管理が欠かせません。

チームのタスクの見える化が、組織の改善のはじまりになる。

小松裕介『1+1が10になる組織のつくりかた ── チームのタスク管理による生産性向上』実業之日本社、2025年、ISBN 978-4-408-65143-9

デメリット:ツールが多く迷いやすく、本格機能は追加コスト

裏返すと、役割の似たツールが多いこと、本格機能が別ライセンスであることが導入の壁になります。

⚠️ Microsoft 365でプロジェクト管理するデメリット・注意点
  • ガントチャート・依存関係・スプリントなどの本格的なプロジェクト管理機能は Premium(別ライセンス)が必要で追加コストがかかる
  • Planner・To Do・Lists・Project と役割の似たツールが複数あり、どれを使うべきか迷いやすい
  • 多機能なProjectは専任担当がいないと使いこなしづらく、習熟に時間がかかる
  • 時間管理・リスク管理など、専用PMツールに比べて弱い領域がある(基本のPlanner)
  • 全員が Microsoft 365 を使っている前提で、社外パートナーとの共有には設定・条件の確認が要る

とくにPlanner・To Do・Lists・Projectの役割分担は、最初にチームでルールを決めておかないと「人によって使うツールがバラバラ」になり、かえって見えなくなります。

また、労働生産性の向上が課題とされる中小企業(中小企業庁日本生産性本部の資料でも繰り返し指摘されています)では、多機能さより「全員が毎日使い続けられるか」が定着の分かれ目になります。

Microsoft Office(Microsoft 365)のプロジェクト管理の評判・口コミ

Office365のプロジェクト管理に関する良い評判と気になる評判を整理するイメージ図

ここでは、Capterra や Gartner Peer Insights などのレビュー集約サイトで繰り返し見られる評価の傾向を、良い面・気になる面の両方から中立にまとめます(特定個人の投稿ではなく観点ごとの傾向です)。

良い評判:統合と導入のしやすさ

最も多いのは「Microsoft 365 / Teams との統合」と「導入のしやすさ」への評価です。

→ 表は横にスクロールできます

観点よく見られる評価
Microsoft 365 / Teams との統合メールやチャット、ファイルと同じ環境でタスクを扱えて連携がスムーズ、という評価が多く見られます。
導入のしやすさすでに Microsoft 365 を使っていれば追加導入が容易で、すぐ使い始められるという声が目立ちます。
見える化・割り当て担当・期限・進捗が可視化しやすく、チームへのタスク割り当てやフィルタリングが便利という評価があります。

すでにMicrosoft 365を使っているチームほど「別ツールを増やさずに済む」という理由で高く評価する傾向があり、タスクの割り当てやフィルタリングの手軽さを挙げる声も目立ちます。

IT導入の心理的ハードルが低いことは、SaaSが浸透しにくいとされる中小企業にとって見逃せない利点です。

気になる評判:機能の物足りなさと追加コスト

一方で、本格的なプロジェクト管理では機能不足を感じる、という声も一定数あります。

→ 表は横にスクロールできます

観点よく見られる指摘
大規模・複雑PMには機能不足基本のPlannerは簡易な用途向けで、時間管理・リスク管理など本格的な管理には物足りない、という指摘が見られます。
本格機能は別ライセンスガント・依存関係を使うにはProject(Premium)が必要で、追加コストと習熟が要るという声があります。
制限・前提条件サブタスク数の制限や、安定したネット接続・全員がMicrosoft 365前提である点を挙げる意見もあります。

総じて、「簡易なチーム管理には十分だが、本格PMはProject(別ライセンス・習熟が必要)」という評価に集約されます。
なお具体的なレビュースコアは各サイトや時期で変わるため、導入前に最新の評価を確認することをおすすめします。

Microsoft Office(Microsoft 365)が合わないチームの乗り換え先

複雑な運用から、よりシンプルな運用へ乗り換えるかを検討するイメージ図

「役割の似たツールが多くて迷う」「多機能すぎて定着しない」と感じたら、目的を絞った別ツールが選択肢になります。
Microsoft 365を全否定する必要はなく、チームの状態に合うものを選ぶのが本質です。

どんなチームは別ツールを検討すべきか

次のような状態なら、Microsoft 365以外のツールも比較検討する価値があります。

  • PlannerやProjectの機能が多く、現場のメンバーが使いこなせず更新が止まっている
  • そもそもMicrosoft 365を全員が使っていない、または社外メンバーとの共有が多い
  • ガント図を作り込むより、「誰が・何を・いつまでに」を毎日続けて見える化したい

ツール選びで失敗しないコツは、機能の多さで選ばず「現場の全員が毎日更新できるか」を基準に据えることです。

まず定番ツールを幅広く比べたい場合は、『プロジェクト管理ツールおすすめ15選』のページで無料・エクセル移行対応まで含めて比較しています。

代表的な乗り換え候補

目的別に、公正に評価した代表的な代替ツールを挙げます。

→ 表は横にスクロールできます

ツール特徴公式サイト
Backloghttps://backlog.com/ja/Backlog公式
Notionhttps://www.notion.so/jaNotion公式
Trellohttps://trello.com/jaTrello公式

これらは機能や思想が異なるため、「本格的な工程管理が要るのか、毎日続く見える化が要るのか」で選ぶと外しにくくなります。

表計算のような操作でチームのタスクを見える化するイメージ図
多機能さより“毎日続く見える化”なら『スーツアップ』

私たちが開発・運営するスーツアップは、表計算ソフトのような操作でチームの「タスクの見える化」をして、抜け漏れや期限遅れを防ぐツールです。

「「誰が・どのようなタスクを・いつまでに」の3つに絞った、みんながいつでも見られるチームのタスク管理」に絞り、表計算ソフトのような操作性で、Microsoft 365の多機能さが重い・ツールが多くて迷うと感じたチームでも定着しやすいことに振り切っています。

自動の期限通知で抜け漏れ・期限遅れを防ぎ、AIによるタスク作成やひな型で入力の手間も抑えられます。

※スーツアップは本格的なガントチャート作図ツールではなく、チームのタスクを“続けて見える化”することに特化したツールです。 無料トライアルあり(最新の料金・機能は公式サイトでご確認ください)

よくある質問(FAQ)

Microsoft 365でのプロジェクト管理について、導入前によく寄せられる疑問と、料金・ガント・ツールの違いに関する要点をまとめました。

Microsoft 365だけでプロジェクト管理はできますか?

小〜中規模で依存関係が複雑でなければ、基本のPlanner・To Do・Listsだけでも十分にチームのタスク管理ができます。

ただしガントチャートや依存関係、スプリントなど本格的な工程管理が必要なら、Planner Premium(Plan 1以上)またはMicrosoft Projectの追加ライセンスが必要です。

Microsoft 365にガントチャートはありますか?

基本のPlannerではガント(タイムライン)ビューは使えません。ガント・依存関係はPlanner Premiumの機能で、Planner Plan 1/Plan 3/Plan 5のいずれかが必要です。

Microsoft PlannerとMicrosoft Projectの違いは?

Plannerは軽量なチームのタスク管理、Projectは詳細なスケジュール・リソース管理が得意です。

現在は新しいPlannerがTo Do・Planner・旧Project for the webを統合しており、Premiumライセンスを付けるとPlanner上でProject相当の機能が使えます。

Project for the webは今も使えますか?

Project for the webは新しいPlannerへ統合され、2025年8月に旧Project for the web/TeamsのProject・Roadmapアプリは廃止されPlannerにリダイレクトされました。既存のプロジェクトはPlannerで継続利用できます。

Planner Plan 5の料金は?

Planner and Project Plan 5はポートフォリオ管理などを含む上位プランですが、日本円の正式価格や提供状況は変更される場合があるため、最新はMicrosoft公式でご確認ください。

Microsoft 365のプロジェクト管理が合わないと感じたら?

ツールの種類が多くて迷う、多機能すぎて定着しないと感じる場合は、表計算のような操作感で「見える化」に絞った軽量なツールへの乗り換えも選択肢です。

まとめ:Microsoft Office(Microsoft 365)は「基本は十分、本格管理は追加ライセンス」

Microsoft 365(Microsoft 365)は、小〜中規模のチームなら追加費用なしでプロジェクト管理を始められる実用的な選択肢です。

PlannerやTo Do、Listsを組み合わせ、Teamsやメールと同じ環境でタスクを見える化できます。

一方で、ガント・依存関係・スプリントといった本格機能はPlanner Premiumやプロジェクト管理用の追加ライセンスが必要で、役割の似たツールが多く迷いやすいのも事実です。

自社のプロジェクトの複雑さと、現場が「毎日続けられるか」を軸に、標準ツール・Premium・他ツールを見極めましょう。

この記事のポイント
  • 小〜中規模・依存関係が単純なら基本のPlanner・To Do・Listsで十分(追加費用なし)
  • ガント・依存関係・スプリントはPlanner Premium/Projectの別ライセンスが必要
  • 料金は「Microsoft 365基本プラン+追加ライセンス」の二層で試算する
  • 多機能さより毎日続く見える化を重視するなら、目的を絞った軽量ツールも選択肢

参考文献・出典

チームのタスク管理 / プロジェクト管理でこのようなお悩みはありませんか?

そうなりますよね。私も以前はそうでした。タスク管理ツールを導入しても面倒で使ってくれないし、結局意味なくなる。

じゃあどうしたらいいのか?そこで生まれたのがスーツアップです。

これ、エクセル管理みたいでしょ?そうなんです。手慣れた操作でチームのタスク管理ができるんです!

見た目がエクセルだからといって侮るなかれ。エクセルみたいに入力するだけで、こんなことも

こんなことも

こんなことまでできちゃうんです。

エクセル感覚でみんなでタスク管理。
まずは以下よりお試しいただき、どれだけ簡単か体験してみてください。

 

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この記事を書いた人

小松裕介のアバター 小松裕介 代表取締役社長CEO

株式会社スーツ 代表取締役社長CEO 小松 裕介

2013年3月に、新卒で入社したソーシャル・エコロジー・プロジェクト株式会社(現社名:伊豆シャボテンリゾート株式会社、東証スタンダード上場企業)の代表取締役社長に就任。同社グループを7年ぶりの黒字化に導く。2014年12月に当社の前身となる株式会社スーツ設立と同時に代表取締役に就任。2016年4月より、総務省地域力創造アドバイザー及び内閣官房地域活性化伝道師登録。2019年6月より、国土交通省PPPサポーター。
2020年10月に大手YouTuberプロダクションの株式会社VAZの代表取締役社長に就任。月次黒字化を実現し、2022年1月に上場会社の子会社化を実現。
2022年12月に、株式会社スーツを新設分割し、当社設立と同時に代表取締役社長CEOに就任。

2025年5月に、『1+1が10になる組織のつくりかた チームのタスク管理による生産性向上』を出版。

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