Microsoft To Doとは?使い方と無料での始め方を解説【2026年】

Microsoft To Doは、Microsoftが提供する完全無料のタスク管理アプリです。Microsoftアカウントがあれば、Windows・Mac・iPhone・Android・Webのどれでも追加費用なしで全機能を使えます。
Microsoft To Doは、個人のタスク管理アプリとしては無料とは思えない完成度がある一方、チームの業務管理に使うには明確な限界があります。
本記事では、ダウンロードから基本操作、評判、PlannerやOutlookとの使い分け、チームで使うときの限界、を解説します。
チームの業務管理が目的なら、チーム向けタスク管理ツールの比較も参考にしてみてください。
Microsoft To Doとは?無料で使える範囲と入手方法

Microsoft To Doは2017年に登場したMicrosoft純正のタスク管理アプリで、買収したWunderlist(ワンダーリスト)の開発チームが作り直し、開発されたアプリです。
料金は完全無料。個人はMicrosoftアカウントだけで使える
Microsoft To Doは、Microsoftが提供する無料のタスク管理アプリ。
「シンプルでインテリジェントなToDoリスト」という公式の位置づけどおり、タスクの登録・期限・リマインダー・リスト整理に機能を絞り、仕事とプライベート両方で使いやすい設計です。
→ 表は横にスクロールできます
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 無料(個人は無料のMicrosoftアカウントのみで利用可) |
| 対応環境 | Windows/Mac/iOS/Android/Webブラウザ |
| 主な機能 | 今日の予定(My Day)・期限とアラーム・繰り返し・ステップ(サブタスク)・ファイル添付・メモ・リスト共有 |
| 連携 | Outlook(フラグ付きメール・タスク同期)・Teams・Planner・Power Automate |
機能の全体像は公式ヘルプ「Microsoft To Do へようこそ」に、対応OSやライセンスの正確な条件は公式のシステム要件で確認できます。
無料のMicrosoftアカウントを1つ作れば、全プラットフォームで全機能が使えます。
スマホだけでも利用することができ、iOS・Androidの公式アプリがあり、PC版・Web版と自動同期されます。

ダウンロードからログインまでの始め方
パソコンの場合、Microsoft To Do公式製品ページのサイトからインストールができます。
iPhoneやAndroidでは公式アプリを利用でき、Web版ならブラウザからも使えます。
初回起動時は、Microsoftアカウントでのサインインが必要です。サインインが完了すると、クラウドに同期され、既存のタスクが自動的に読み込まれます。
無料のアプリを広く見比べたい方は、無料で使えるタスク管理アプリの比較も参考にしてください。
タスクデータの保存先とプライバシー
職場・学校アカウントで利用する場合は、タスクの保存先と組織側の利用条件を確認しておきましょう。
タスクはExchange Onlineに保存されて同期される
職場・学校アカウントで使う場合、タスクはユーザーのExchange Onlineメールボックスに保存され、デバイス間で同期されます。
組織のメール基盤と同じ場所に保存されるため、情報システム部門の管理・監査の対象になります。個人アカウントでの利用ならMicrosoftアカウントを作るだけで始められます。
職場・学校アカウントで使う条件と管理者
職場・学校アカウントでの利用にはMicrosoft 365のライセンスとExchange Onlineのメールボックスが前提になります。
これは、タスクデータの保存と同期にExchange Onlineを利用するためです。クラウドメールボックスがないユーザーはMicrosoft To Doを使えないと公式に案内されています。
Microsoft To Doの基本的な使い方

ここからは、日々のタスク管理に必要な主要機能と使い方を、公式ドキュメントに沿って解説します。
ポイントは「リストで分ける」「マイデイを使用する」「期限とアラームで守る」の3つです。
タスク登録からリスト分けまでの基本の流れ
- アプリまたはWeb版(to-do.office.com)にMicrosoftアカウントでサインインする
- 「+タスクの追加」に思いついたタスクを入力する
- 「仕事」「プライベート」など用途別の「リスト」を作ってタスクを振り分ける
今日の予定(マイデイ)で毎朝仕分ける
「今日の予定」は、その日に集中したいタスクだけを集める専用ビューです。日が変わると内容が更新されるため、毎朝「今日は何をやるか」を選び直す使い方に向いています。
ブラウザ版では、以下のように今日取り組むタスクを一覧で確認できます。

期限・リマインダー・繰り返しの設定
タスクを開くと「アラーム」「期限日の追加」「繰り返し」を設定できます(公式ヘルプ:期限とアラームの追加)。
期限日はタスクの締切、アラームは通知してほしい日時です。たとえば金曜締切のタスクに水曜朝のアラームを付けるというように使い分けます。
繰り返しは毎日・平日・毎週・毎月・毎年に加えてカスタム間隔も選べるため、週報や月次処理のような定型業務に向きます。
Microsoft To Doの評判とメリット・デメリット

実際のユーザー評価では、シンプルさ・Outlook連携・完全無料が高く評価される一方、不満はチーム機能・通知・表示面に集中しています。

総合すると、個人利用は◎、家族や少人数での共有は○、チームの業務管理は△です。自分用のタスクを無料でシンプルに管理したい人には向いています。
高評価の中心:シンプルさ・Outlook連携・完全無料
また、Outlookのフラグ付きメールが自動でタスク化される連携と、PC・スマホ間の同期の速さも高く評価されています。
「メールで届いた依頼をその場でタスクにできる」ことは、メール中心に仕事が回る職場ほど効果が大きくなります。
個人のタスク管理はこれ一つで完璧だと感じます。「今日の予定」機能が優秀で、シンプルで直感的に使えます。スマホとPCの同期も速いです。
究極にシンプルで、頭の中を直感的に整理できます。Outlookのフラグ連携を重宝しています。スマホとの同期も簡単です。
- 完全無料:個人はMicrosoftアカウントだけで全機能が使える。有料アップグレードへのアップグレードが不要
- 迷わない操作性:機能が絞られており、マニュアルなしで初日から使い始められる
- Outlook・Teamsとの連携:フラグ付きメールの自動タスク化、Microsoft Plannerの担当タスク集約
- マルチデバイス同期:Windows・Mac・iOS・Android・Webで自動同期
不満の中心:チーム機能と通知
ガントチャートや進捗率がなく複数人のプロジェクト管理に向かないという指摘は、レビューサイトで繰り返し登場します。
また、リマインダー通知が数分で消えて見逃してしまう、繰り返しタスクの通知時刻がずれるといった通知に関するの報告や、iPhoneアプリの安定性への不満も見られます。
シンプルすぎてかえって大変な面があります。Microsoft TeamsやMicrosoft 365との連携機能が物足りず、複数のMicrosoftアカウントの使い分けもやりにくいです。
ガントチャートや詳細なフィルターがなく、複数人でのプロジェクト管理には不向きだと感じます。
- 進捗の見える化ができない:ガントチャート・進捗率・チーム全体のタスク一覧がない
- 共有相手に制限:個人アカウント同士か、同一組織のアカウント同士でしか共有できない
- 通知の頼りなさ:通知の見逃し・時刻ずれの報告があり、通知だけに頼ると、締切を見落とすおそれがある
- 表示面の制約:カレンダー表示が限定的、リストの並び替え、表示カスタマイズの制約
個人利用ではシンプルさが強みですが、チーム利用ではシンプルな設計が機能不足に感じられる場合があります。
Outlook連携と使いこなし
Microsoft To Doは、Outlook連携やステップ・ファイル添付を使うと、メールから発生するタスクや大きなタスクを整理しやすくなります。
Outlookでフラグを付けたメールを自動でタスク化
Outlookで受信メールにフラグを立てると、そのメールがMicrosoft To Doの「フラグを設定したメール」にタスクとして表示されます(公式ヘルプ:フラグ付きメールとMicrosoft To Do)。メールで届いた依頼をタスクとして残せるため、対応漏れを防ぎやすくなります。
Outlook側の詳しいタスク管理方法は、Outlookでタスク管理する方法で解説しています。
ステップ・ファイル添付・スマート認識
ステップは、1つのタスクの中に作るチェックリストです。ただし個別の期限は設定できないため、期限管理が必要な作業は独立したタスクに分けると管理しやすくなります。
ファイル添付は1タスクあたり25MBまで利用できます(公式ヘルプ:タスクへのファイル追加)。
また、タスク名に「明日」「毎週月曜」などと入力すると、日時や繰り返しを認識するスマート認識機能があります(公式ヘルプ:スマート認識)。
Planner・Outlook・Teamsとの違いと使い分け


Microsoft 365には複数のタスク関連ツールがあります。ここではTo DoとPlannerの違い、新しいPlannerとの関係を解説します。


公式の比較ページでは、個人のタスクとリスト共有はTo Do、チームでの視覚的な作業管理や進捗確認はPlannerが向いていると案内されています。
「自分のやることリスト」はMicrosoft To Do、「チームの作業管理」はMicrosoft Plannerと考えると使い分けやすくなります。Plannerで自分に割り当てられたタスクはTo Doの「自分に割り当て済み」に集められます。
Teamsを中心に使っている組織ではTeamsでタスク管理する方法、表形式で管理したい場合はMicrosoft Listsでタスク管理を始める方法も参考にしてください。
Microsoft To Doは廃止される?新しいPlannerとの関係
Microsoftは2023年11月、Microsoft To Do・Planner・Projectをまとめる「新しいMicrosoft Planner」を発表しました(Microsoft公式の発表ブログ)。
一方、公式FAQでは、既存のMicrosoft To Doの利用シナリオや機能への影響はないと案内されています。現時点で、To Doの廃止を前提に乗り換える必要はありません。
共有の範囲とチーム利用の限界


Microsoft To Doはリスト共有に対応していますが、チーム全体の業務管理には限界があります。共有できる範囲と管理機能を確認しておきましょう。
共有リストでできること・できないこと
- 共有したいリストを開き、右上の共有アイコンをクリックする
- 「招待リンクを作成」から共有用リンクを取得する
- リンクを相手へ送り、相手がリンクを開き、共有リストに参加する
- 共有リスト内のタスクをメンバーへ割り当てる
共有リストでは担当者を割り当てられ、自分の担当タスクは「自分に割り当て済み」に集まります(公式ヘルプ:タスクの割り当て)。
複数人での運用設計は、複数人でタスク管理をするコツでも詳しく解説しています。
チーム管理の3つの限界と乗り換えの目安


- 進捗の見える化:チーム全員のタスクと期限を一覧できない
- 共有の条件:社外メンバーや異なる種類のアカウントが混在すると共有できない
- 管理機能の不足:進捗率・工数・ガントチャート・レポートなどがない
個人のタスク管理では自分の抜け漏れ防止が中心ですが、チームでは「誰が・何を・いつまでに行うか」を共有する必要があります。この違いは、小松裕介『1+1が10になる組織のつくりかた』でも詳しく扱っています。
また、中小企業庁『中小企業白書』が示すように、中小企業では限られた人数で生産性を高めることが重要です。Microsoft To Doで個人管理を整え、必要になった段階でチーム向けのタスク管理ツールへ切り替えてください。


Microsoft 365を導入しており、Teams中心に仕事が回っているなら、まずMicrosoft Plannerが候補です。カンバン形式でタスクや進捗を管理でき、Microsoft To Doとも連携できます。
他のツールも比較したい方は、チームのタスク管理ツールの比較記事も参考にしてください。


私たちが開発・運営するスーツアップは、表計算ソフトのような操作でチーム全体のタスクを見える化し、抜け漏れや期限遅れを防ぐツールです。Microsoft To Doにはない「チーム全体のタスク一覧」と「期限の自動通知」を利用できます。
TodoistやGoogle タスクとの比較と乗り換えの判断基準
違いは連携先と管理機能です。普段使うサービスに合わせて選びましょう。
| 比較 | Microsoft To Do | Todoist | Google タスク |
|---|---|---|---|
| 料金 | 無料 | 無料/有料 | Googleアカウントで利用 |
| 強み | Microsoft連携 | 整理機能が豊富 | Google連携 |
| 向く人 | Outlook中心 | 細かく管理したい | Google中心 |
Microsoft公式では、他のタスク管理アプリへ直接移行するための一般向けエクスポート方法は案内されていません。乗り換え前に移行方法を確認しましょう。
詳しくはTodoistの記事と無料アプリ比較をご覧ください。
Microsoft To Doのよくある質問(FAQ)
最後に、Microsoft To Doの導入前によく聞かれる質問へ短く答えます。
なお、Microsoft Plannerとの使い分けは「個人のタスク管理はMicrosoft To Do、チームの作業管理はMicrosoft Planner」が基本です。また、Microsoft To DoはiOS・Androidの公式アプリがあるため、スマホだけでも利用できます。
Microsoft To Doは本当に無料ですか?
はい、無料です。個人利用は無料のMicrosoftアカウントだけで全機能を使えます。個人利用では有料プランへ切り替える必要はありません。
会社の職場アカウントで使う場合のみ、Microsoft 365のライセンスとExchange Onlineのメールボックスが前提になります。
Microsoft To Doは廃止されるのですか?
2026年7月時点で、Microsoft To Doの廃止は公式に発表されていません。公式FAQも「既存のMicrosoft To Doの利用シナリオや機能への影響はない」と明言しています。
一方で、Microsoft To Doの主要機能は新しいMicrosoft Planner(Microsoft Teams内)でも使えるようになっており、チーム向け機能の開発の主軸はMicrosoft Planner側に移っています。
チームメンバーとタスクを共有できますか?
リストを共有し、その中のタスクをメンバーに割り当てることができます。ただし共有できるのは個人アカウント同士か、同じ組織の職場・学校アカウント同士に限られます。
チーム全体の進捗を一覧するビューやガントチャートはないため、業務の進捗管理が目的ならチーム向けツールの検討をおすすめします。
まとめ:個人はTo Doで整え、チームは仕組みで選ぶ
Microsoft To Doは、個人のタスク管理アプリとして完成度が高く、無料で始められるため、個人のタスク管理を試したい人にも導入しやすいツールです。
一方、チーム全体の進捗管理に必要な機能は限られています。
- Microsoft To Doは完全無料。個人はMicrosoftアカウントだけで全機能を使える
- 評判は「シンプルさ・Outlook連携」が高評価、不満は「チーム機能・通知」に集中
- 基本の使い方は「リストで分ける→今日の予定で絞る→期限とアラームで守る」
- To Do=個人のタスク、Planner=チームの作業が公式の使い分け。
- チームの進捗管理が目的なら、To Doだけで対応しようとせず、チーム向けツールを選ぶ
まずはTo Doで自分のタスク管理を整え、チームの抜け漏れや進捗の見えなさが課題になった時点で、チーム管理が必要になったら、チーム向けツールへ切り替えるのが現実的です。
チームの抜け漏れ・期限遅れを仕組みで防ぎたい方は、表計算ソフトのように使えるスーツアップの7日間無料トライアルで試せます。
参考文献・出典
- Microsoft公式:Microsoft To Do 製品ページ
- Microsoftサポート:Microsoft To Do へようこそ
- Microsoftサポート:Microsoft To Do のシステム要件
- Microsoftサポート:Microsoft To Do のセットアップ
- Microsoftサポート:期限とアラームの追加
- Microsoftサポート:タスクへのファイル追加
- Microsoftサポート:リストの作成と共有
- Microsoftサポート:共有リストでのタスクの割り当て
- Microsoftサポート:Outlookのフラグ付きメールとTo Do
- Microsoftサポート:To Do と Planner の使い分け
- Microsoftサポート:Microsoft Planner についてのFAQ
- Microsoft Tech Community:新しいMicrosoft Plannerの発表(2023年11月)
- Microsoft 365 Blog:新しいMicrosoft To Doの発表(2019年)
- 中小企業庁『中小企業白書』
- 小松裕介『1+1が10になる組織のつくりかた ── チームのタスク管理による生産性向上』実業之日本社、2025年、ISBN 978-4-408-65143-9
チームのタスク管理 / プロジェクト管理でこのようなお悩みはありませんか?

そうなりますよね。私も以前はそうでした。タスク管理ツールを導入しても面倒で使ってくれないし、結局意味なくなる。

じゃあどうしたらいいのか?そこで生まれたのがスーツアップです。

これ、エクセル管理みたいでしょ?そうなんです。手慣れた操作でチームのタスク管理ができるんです!

見た目がエクセルだからといって侮るなかれ。エクセルみたいに入力するだけで、こんなことも

こんなことも

こんなことまでできちゃうんです。

エクセル感覚でみんなでタスク管理。
まずは以下よりお試しいただき、どれだけ簡単か体験してみてください。







